団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

デミオ試乗

2014-10-22 08:10:55 | 

デミオ試乗

2014年10月21日(火)

 10月10日、新型デミオ(13S,ガソリン1300㏄、1,458,000円)を試乗しました。予想以上の出来と思いました。ちょうど旧型デミオと比較する環境にありまして、尚更そのことを実感しました。

 「比較できる環境」とは、私の車がぶつけられまして、その修理のため代車として、数日間旧型デミオに乗る機会があったのです。

 旧型デミオは、予想以上の出来の悪さです。ハンドリングが安定しません。常にハンドルに微修正を加えておかなければなりません。新型は狙ったコースを素直にトレースします。

 サスペンションは、旧型の場合約25,000㎞走っていましたので、ヘタレもあったのかも知れませんが、段差でガタンガタンという感じですが、新型ではパタンパタンという感じになります。

 静粛性も格段に向上していました。旧型はミッションがCVTですが、新型は6速ATになっています。コンパクトカーに6速のATとは贅沢です。変速の際の段付きもあまり感じられません。新型デミオの大きな美点と同時に他車に対する大きなadvantageだと思います。これだけで、カイたいと感じる人がいるかも知れません。

 試乗コースは3㎞程度の市街地ですが、旧型と新型で燃費比較をしてみました。新型が13.3㎞/ℓに対して、何と旧型が15.2㎞/ℓを記録しました。カタログでは新24.6、旧20.6ですので、逆転ということは一体どうしたことでしょう。まぁ、乗り方とか、信号の状況とかメータの誤差とかいろいろありますので、長期走行してみないと何とも言えません。重量が車体が大きくなったこともあって、40㎏増加していますので、燃費が大きく改善していないのは、そのせいもあると思われます。代車で借りているとき、米を90㎏載せることがあったのですが、動力性能が格段に落ちました。

 マツダはこの新型デミオを月5,000台の販売目標としていますが、出来が良い(カーオブザイヤーを受賞しましたね。)ので、これを上回る可能性が高いと思います。近々、発売後1か月間の受注台数が発表されますが、3万台程度受注すると予想しておきます。

 旧型。(13C-V SMARTEDITION Ⅱ,ガソリン1300㏄、1,254,857円)

 新型。逞しい顔つきになりました。

 旧型。

 新型。ダイナミックな造形になりました。

 旧型。

 

 新型。ホイールベースが8㎝伸びているのですが、後席スペースはほとんど変わらないようです。何故か?それはディーゼルエンジン搭載にあるような気がします。ディーゼルエンジン車はガソリン車に比べて約100㎏重いのです。そのため、エンジンを出来るだけ後ろに搭載する必要があったのでしょう。フロントヘヴィではドライヴァビリティが悪くなりますからね。

 旧型。

 新型。という訳で荷室スペースもほとんど変わっていません。

 

 旧型。

 内装の質感が随分と上質になっています。

 旧型。アクセルペダルが吊り下げ式です。

 新型。オルガン式に変更になっています。この方がコストがかかります。疲れにくいとか・・。

 旧型。

 新型。このメーターはいただけません。スピードメーターは兎も角として、右の燃料計、温度計等の表示が非常に見えにくのです。直ちに、見やすい液晶パネルに変更する必要があります。一体、設計者は乗って確認しているのでしょうか・・。基本的な部分が良くできているだけに、惜しいです。

 

 


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