団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

F1第4戦スペインバルセロナ

2008-05-05 11:09:29 | 
             F1第4戦スペインバルセロナ

                          2008年5月5日(月)作成

 今年のF1は4月27日、スペインバルセロナで、ヨーロッパラウンドに突入した。

 「突入」ということで言えば、マクラーレン・メルツェデスのコバライネンのクラッシュが凄まじかった。
 22周目、第9コーナーを、230km/hで飛び込んできたコバライネンが、ノーブレーキのまま、タイヤバリアーに、「クラッシュ」というより「突き刺さった」のだ。
 タイヤバリアーは、タイヤを横に積み上げて並べ、それを5重にしている。車の半分以上がタイヤに突き刺さっていたように見えた。

 リプレイ映像では、前輪左側のホイールの破損でタイヤがバーストし、ブレーキが利かない状態で、タイヤバリアに衝突した。その映像はコバライネンの車のオンボードカメラだ。コバライネンが、衝突を避けようと必死にハンドルを右に切るが、タイヤはまっすぐのままだ。衝突直前には、コバライネンはハンドルから手を離した。本能的に頭を保護する動きをしたのだろうか。

 この悲惨なシーンに誰もが、言葉には出さないものの最悪の事態を予想していた。しかし、コバライネンが救急台の上で、親指を天に上げ、「俺は元気だぞ!」と示したことに、私は驚嘆と同時に感激で体が震えた。

 今、「安全な車は何か?」と問われば、間違いなくF1カーだろう。F1なんて何でやっているのだろう、と思う人もいるかもしれないが、この安全性能は当然市販車にフィードバックされる。

 さて、結果であるが、フェラーリが1・2フィニッシュ。1位のライッコネンは、ポールトゥーウインで全く危なげなかった。今年の優勝候補の筆頭だろう。

 母国スペインでのレースだったアロンソは、6位を走っていたが、35周目で、エンジンが火を噴いて止まってしまった。観客はそのシーンを見て天を仰いだ。

 3位は、ハミルトンだったが、今年は何か去年ほどの勢いがない。

 中嶋一貴は7位に入賞し、開幕の6位入賞に続いてポイントを獲得した。今後が楽しみである。


(写真)本文とは、関係ありません。岡山県の新庄村の近くで、2008年5月4日撮影しました。

 日本の原風景とも言える田植えです。この女性は、お二人とも70歳位でしょうか。
 重労働なのでしょう、時々、曲がった腰を伸ばしておられました。
 日本の食のみならず、自然環境の保全も、こうした人たちのご苦労によって、支えられているのですね。

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