団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

はわい温泉

2008-05-06 07:53:56 | 
                  はわい温泉

                          2008年5月6日(火)作成

 朝目覚めてすぐ、廊下を歩いていると、少し眩暈がする。
 さては、昨晩、飲みすぎたかな?
 いや、ビール2本に焼酎の湯割り2杯では、アル注の私にとって、二日酔いをするほどの量ではない。(アル「注」とは、アルコールの飲み方に「注意」する必要のある人の意味です。)
 すると、「老化か?」、「病気になったか?」、「まだ寝ぼけているのか?」・・。

 どうも足元が「ふらふら」するので、よく見ると、廊下が傾いている。「廊下」が「老化」しているのだ。しかも、その傾きようは、一方向ではない。右が下がっていると思うと次は左というように、波打っているのだ。それが見て分かるほどだ。

 5月3日は、鳥取県湯梨浜町の「はわい温泉」の東郷館(0858-35-2010)に泊まった。

 4日連休中は、車が混雑するので、出かけまいと思っていたが、じっとしていると、「体がむずむず」し出し、11時頃出発してしまった。

 日本列島の東西方向は特に混むので、南北の方向と思い、広島から北の山陰へ向かった。高速道路は、渋滞になった場合のリスクが大きいので、全て一般道にした。

 特に当てがあったわけではなく、鳥取県の米子に着いた。米子駅の観光案内所で尋ねると、旅館どころかビジネスホテルも全て満室で、しかも松江の方からも問合せがあるということだ。困った。

 人間困ると考えるもので、妻が「お父さんがはわい温泉の宿を知っている」ということを思い出し、義父に連絡を取ってもらった。
 運よく受け入れてもらえることになったが、夕食は準備できないということだった。残念。

 米子から東の方向のはわい温泉まで、約60km、2時間弱要し、義父に教えてもらった東郷館に着いたのは19時少し前。
 幸い、近くに居酒屋があり、そこで食事をすることができた。東郷館もこの居酒屋も東郷湖湖畔にある。この湖のシジミはアサリほどの大きさだ。「シジミの酒蒸し」を食べるのは初めてだったが、率直に言って、あさりの方が格段にうまい。

 東郷館の温泉は、「当館では、お客様に源泉かけ流し温泉をご利用頂くため、温泉の出量調節のみで温度調整を行っております。そのため、加水、加熱、循環装置の使用、入浴剤の添加、温泉水の消毒処理等は一切行っていません。天然そのままの温泉をお楽しみくださいませ。」とあった。贅沢!

 熱い。42℃はあるだろう。幸い他の客がいなかったので、水をたっぷり注いだ。先週行った湯田温泉の方が「つるつる感」があった。

 この東郷館が実に、何と言っていいか、趣がある。
 創業約100年の老舗。近くの旅館を見渡しても、これだけ古い建物はない。多分、創業当時の建物だろう。イメージを言うと、時代劇に出てくる宿である。

 料金は一泊(朝食有り、夕食無し)で5,000円だった。
 「昔の旅館」に泊まってみたい方には、超お勧めである。義父によると、料理は良いそうだ。
 東郷館の料金体系は、他と違う。正月以外は、平日でも土日でも、2人1部屋であろうが、3人1部屋であろうが8,500円だ。近隣の大旅館の相場の約50%。


(写真)はわい温泉の東郷館の風呂です。2008年5月4日撮影。浴槽は、約1.5m四方で小さめ。どうしたわけか、半地下にありました。ここの温泉は湖から湧き出るということで、その水圧の調整のためかもしれません。

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