団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

「きっちょる」

2008-05-04 20:02:17 | 社会
                「きっちょる」

                          2008年5月4日(日)作成

 昨日3日の朝日新聞に、「船場吉兆 食べ残し使い回す」という見出しで、次のとおり記事が掲載されている。

 「「船場吉兆」・・は2日、昨年の営業休止まで、本店の料亭で客の食べ残した食事を別の客に再び出していたことを明らかにした。湯来正徳前社長(74)の指示で、はしをつけていない料理などを「もったいない」として使い回していたという。大阪市保健所は同日、本店に立ち入り調査し、再発防止を指導した。」

 船場吉兆、またか、という感じである。
 私は、ブログで、船場吉兆のことを数回書いた。(2007年11月16日「船場吉兆の虚偽偽装」、同12月12日「船場吉兆の不正表示」、2008年3月24日「船場吉兆「偽装牛肉は割安九州産」)
 痛烈に皮肉ったつもりだが、私の「皮肉り」では、まだ十分足りなかった。
 同記事では、「厚生労働省によると、食品衛生法は、腐敗などで健康を損なう恐れがある食品の販売を禁じているが、食べ残しの使い回しを禁止する規定はない。・・「同法では、・・料理を使い回す事態をそもそも想定していない」とある。「あきれ返って、物も言えない」とは、このことだろう。

 今回の件をなぜ発表しようとしたのか、新聞では触れられていないが、「ばれる」か「内部告白されるか」と、考えたのではなかろうか。
 私は、まだまだ「ばれていない悪事」が隠されているのではないかと、思っている。

 株の世界では、「悪材料の出尽くしは買い」ということだが、船場吉兆のように、小出しにするのは、「売り」だ。
 私は、今後「小出しに悪材料を出すこと」を「きっちょる」と言うことにする。
 例えば、「船場吉兆がまたしてもきっりょりました。」という具合だ。


(写真)広島県北部の道後山のスキー場。2008年5月4日撮影。
 本文とは、関係ありません。

 のどかな田園風景を見ながら走っていて、次に目の前に開けた光景には、目を疑いました。
 自然環境の破壊「云々」以前の問題として、この光景は私には生理的に受け入れられず、気分が悪くなりました。
 「悪魔の爪あと」というのが相応しい。

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