団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

ホンダ インサイト

2009-03-12 18:00:54 | 
               ホンダ インサイト

                           2009年3月12日(木)

 インサイトの売れ行き

 3月11日付けの朝日新聞によると、インサイトの受注が発売後約1か月で計画の3倍を超える18,000台に達した、とある。
 私は2万台を超えると予想したが、この不況の影響で伸びなかったのか?
 しかし、好調ではある。ホンダのデーラーはインサイト効果により集客力が高まっているという。
 自動車各社は、この不況により販売台数が激減しているが、ホンダが一番落ち込みが少ない。こういう時に強いメーカーが本当に強いのだろう。


                           2009年2月22日(日)

 ホンダが本格的なハイブリッド専用ボディの乗用車を発売した。インサイト。
 2月6日の発売から、16日までに1万台売った。この調子だと、発売後1か月で2万台以上の販売が見込めそうである。月間目標販売が5,000台だから、これは好調だ。

 好調の理由は、①ハイブリッド車としては189万円からと安いこと。②ボディサイズを5ナンバー枠に収めたこと、だろう。

 さっそく、試乗に行ってみた。事前にトヨタのプリウスを試乗して比較しようという念の入れ。

 そういう訳でどうしても、プリウスとの比較になる。
1 ハイブリットということの比較でいえば、格段の差が感じられる。プリウスは電気モーター走行ができるのに対して、インサイトはできない。プリウスはモーターのアシストによる加速が強く感じられる。
2 車体の大きさ・品質等車格が相当違う。30万円くらいの差がありそうである。プリウスの最廉価モデルは233.1万円であるから、実質差は約15万円。
  5月にはプリウスはモデルチェンジするが、旧モデルを205万円くらいで売るという。モデルチェンジしても旧モデルを売るというのは通常あり得ないことだが、トヨタとしてはインサイトに対抗するためだ。
3 車格差とも言えるのだが、静粛性がやはり違う。また、ハイブリッドの特徴である停止時にエンジンがストッップし発進時に再起動するのだが、そのショックがインサイトは大きく感じる。あまり気にしない人もいるかもしれないが、私はこんなことが非常に気になる方だ。

 インサイトの登場は、プリウスの独壇場であったハイブリッド市場に割って入ったことの意義が大きい。
 トヨタもインサイトの好調により、ハイブリッド戦略を早急に見直す必要に迫られるだろう。
 私の感じでは、トヨタはハイブリッドを、競争相手がいないものだから「高額で売ろう」としている。今後、プリウスより小さなボディのハイブリッド車を早急に開発する必要がある。例えば、カローラの最廉価モデルは約135万円だが、これにハイブリッドシステムを載せれば180万円台は可能だろう。そうすれば相当魅力的な車になるはずだ。

於:2009年2月21日







 こちらはプリウス。

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