団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

イージス艦の偽装疑(話題)

2008-02-20 19:43:24 | Weblog
              イージス艦の偽装疑(話題)

                         2008年2月20日(水)8:00

 19日午前4時7分ごろ、千葉県南房総市野島崎の南南西約40㌔の太平洋で、海上自衛隊のイージス艦「あたご」が、千葉県勝浦市の新勝浦漁協所属のマグロはえ縄船清徳丸と衝突した。(20日、朝日新聞)

 清徳丸に乗っていた二人の漁師は行方不明となっているが、時間も相当経っているので、絶望的だろう。

 今回の事故は、各種報道によれば、イージス艦側の人為ミスがあることが明らかのようである。
①イージス艦側のレーダーに清徳丸が映っていたであろうこと。
②イージス艦の見張り役の乗員の視認が不十分だったと思われること。
③極めつけは、回避義務があるイージス艦側が、後進はかけたと言っているが、「右に舵」を切っていなかったことだ。

 清徳丸の漁師仲間は、「イージス艦は、漁師船の方が回避すると思っていたのではないか。」という趣旨の証言をしている。

 一方、重大なこととして報道されているのが、防衛大臣への報告が約1時間半も経っていたということだ。

 このことから見えてくるものは何だろうか。
 私は、「偽装疑」が極めて高いと推測する。
 
①イージス艦の乗組員も、自らのミスということが分かったはずである。
②イージス艦側のミスということになると、その責任は、自衛隊トップに及ぶ。
③自衛隊の上層部は、この「責任」を何とかして「回避」しようと考える。(「回避」しなければならないことは「回避」せずに、「回避」してはならないことは「回避」しようとする。)
④そのためには、事故の状況を詳しく検証する必要がある。と同時に、何とか「責任を回避」する「偽装」はできないかと考える。つまり、「時間がかかる」。

 「偽装」を見破るのは、「物証」である。イージス艦にどんな装備があるのか、素人の私には知る由もないが、「レーダーレコーダー」(レーダーを記録しているもののこと。私が勝手に付けました。)くらいはあるはずである。
 海上保安庁は、自衛隊が「偽装」を行わないよう、直ちに押収したのだろうか?

 「えっ!、そんなレコーダーはないって?」 「なわけないでしょ。なにせ1,400億円もかかっているんですぜ。」(1,400億円はピンとこないのですが、1年間で使うとして、1分間に266,362円使わなければなりません。お金を数えるだけでも、1分かかりそう。)

 漁師船 そこのけそこのけ 自衛艦が通る(windy)
今回の事故の根源には、上記意識があると考えている。 

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3 コメント

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Unknown (亀さん)
2008-02-20 22:41:16
まったくその通りですよね~。
いつも弱いものが涙する  情けない事です。
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海上自衛隊mobile (neko)
2008-02-20 23:04:40
mso-cadv@ic.jmsdf.go.jp
返信する
亀さん え (windy)
2008-02-23 11:55:45
 亀さん、こんにちわ。

 そうですねぇ。
 
 私は、強い者が持つべき美徳は「謙虚さ」だと思っていますが、今回の事件は、そのことが微塵も感じられませんでしたね。
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