言葉遊び
2018年4月18日(水)
財務省の福田事務次官のセクハラ問題が起きたんですね。週刊新潮の報道に端を発したものですが、財務省及び財務省エリート官僚の本性見たりという感がいたします。
・・で、福田氏は、該報道によるセクハラを否定しちゃったんですね。(いずれバレることはミエミエなんですけどね・・。)
4月17日の朝日新聞です。
報道によると福田氏は、女性記者に対して、「胸触っていい?」、などのセクハラ発言を繰り返したということです。
多くの報道は、「セクハラ」と言っています。もちろんその側面はあると思いますが、私は本質的には、行政権力による、強要だと思っています。何を強要したかって?そりゃ、この方が女性記者に「浮気する?」という発言をしていることで明らかです。記者は、情報を得ることが仕事ですので、なんとかして情報を得ようと努力しています。その弱みに付け込んで、脅しと言ってもいいと思います。
福田氏は、女性に対してのセクハラ発言について「言葉遊び」という表現をしています。
広辞苑で調べてみました。
言葉の発音・リズム・意味などを利用した遊び。なぞなぞ・尻取り・しゃれ・語呂あわせ・アナグラム・早口言葉など。とあります。
「胸触っていい?」が言葉遊びとは、私ゃ、どうにも感覚が分かんないです。こりゃ、来年の財務省の面接試験では、この問題を出してもらいたいものです。「胸触っていいは、言葉遊びか否か?」 福田氏が試験官だった場合、どのような答をするか楽しみでありますな。
また、福田氏が行ったことは、賄賂を求めることでもあると思います。
分かり易い例えで言いますと、情報(これ、広い意味で便益になると思います。)を提供するので対価(この場合は、女性記者を自分の思いのままにするということです。)を求めたということなんですね。分かり難いので、違う例を言いますと、「予定価格を教えるのでお金頂戴」ということです。
先ほども言いましたが、この問題は「セクハラ」とか「パワハラ」とか言った次元の問題ではないんですね。繰り返していいますが、行政権力を私的に行使したってことなんです。なぜ、してはいけないこと百も承知している官庁の中の官庁の財務省のトップがしたかって? そりゃ、安倍政権のやっていることを見れば、その真似をしてみたくなりますですよ。
この問題で、麻生財務大臣の混迷ぶりが、際だっています。
なかでも、「本人の長い実績等々を踏まえれば能力に欠けるとは判断していない」と言っていることです。これ、言い換えると、能力があれば、セクハラしたってOKよということですね。ウゥーン、こんなお方が財務大臣って?信じられませんです。誰か言っていましたね。「日本には、阿呆という財務大臣が居る」。「あっそうか」。これは、私の感嘆した言葉であります。これこそ言葉遊びではないかと思いますけど。
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