広島交響楽団第360回プレミアム定期演奏会
2016年5月28日(土)
ネーメ・ヤルヴィが病気で来れなくなったため、代役での演奏会でした。
ショスタコ5番は、大興奮でした。この曲は勿論パワーは必要ですが、瞬発力も必要で、広響がいかんなく実力を発揮したと思います。
3楽章で、チェロが内プルトと外プルトで分奏しました。初め内、次外、次内、そして外と4回ありました。・・で譜めくりは外の人が一斉にするという、見られない光景でした。
ベートーヴェンは、若いピアニストでしたが、率直に言って実力のほどはまだまだという印象を受けました。縺れる感じがしたのです。最前列で、ピアノの反響版からの音がもろに直撃しますので、その影響もあったのか、音もガンガンという感じでした。
入口のところで、事務局長に会いましたので、カマを掛けました。「来年あたりバレンボイムが来るのではないですか?」なぜ、カマを掛けたかと言いますと、今日の演奏会で本来なら来ることになっていた、ネーメ・ヤルヴィの招聘を私がこの事務局長へ言ったことがあるからです。その時、実は既にネーメに話をしていて時期も事務局長としては分かっていたのですが、私には時期について言わなかったからです。(守秘義務がありますので、事務局長としては当然です。)事務局長は(バレンボイムは)「来年は無理です。」と言いました。ということは、再来年ということで間違いないでしょう。ただ、バレンボイムはオケを引き連れて来ると言っていましたので、広響とどのような形でのコラボになるか、こちらの方は想像もつきません。
ピアニストのアンコールが手書きということは、予定されていなかったということですね。
1列38番(最前列)からです。左がコンマスで、右がチェロの首席です。
広響の楽器レイアウトは、ヴィオラが右の最前列なのですが、今日はチェロが最前列となっていました。そういえば、ヴィオラの主席の安保さんがいませんでしたね。
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