団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

初体験

2008-01-04 16:50:22 | Weblog
                  初体験

                            2008年1月4日(金)

 初体験といえば、大概覚えており、それが子どもから大人への脱皮のような体験であれば、嬉しかったこととか、思い出をいろいろと記憶しているはずである。
 私は、車を運転するのは好きだが、初ドライブについては、そういったことはあまり記憶していない。

1964年の正月、私はマツダR360クーペを運転し、宮島を目差していた。免許取得後1週間での初ドライブであった。
同乗者は、私の未熟な運転の恐れを知らない中学校のときからの親友2人。そのうちの一人の父親が所有する車を借りてドライブしようということになった。3人共、車を運転したくてたまらなかったが、16歳の誕生日が、私が最初に到来したため、その時点では他の2人は未だ免許は持っていなかった。

 R360クーペは、マツダが売り出した最初の乗用車であった。空冷4サイクルV型2気筒360ccの軽自動車で、「パタパタ」というエンジン音が特徴だった。
 ギアミッション車もあったが、私が運転したのは、トルコン2段変速車だった。

一応4人乗りということになっていたが、後席は狭くて子ども用だ。
 馬力もなく、乗り心地もフワフワしたもので安定感がなく、今から考えると、自動車というシロモノかという感じだったが、当時はそんなものかと思っていた。
 
 車を運転したいがために、人一倍早く運転免許を所得し、その願いがかなったのだから、楽しかったはずである。しかし、私が強く記憶に残っているのは、運転している間中、親友同士が「俺を前に座らせろ。」と言い争っていたことだけである。

 この車は後に、同乗した親友が譲り受け、更にその次私が譲り受けて、1年程度乗った。

 初ドライブは、1964年正月。
 私の人生時計「10時24分」 チン。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ドライヴ (亀さん)
2008-01-04 20:02:33
免許証のない私は、いつも後部座席
それも注意力が少し衰えた主人の時は
乗り心地が余り良くありません。
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亀さん え (windy)
2008-01-05 18:46:03
 亀さん、新年おめでとうございます。
 お久しぶりですね。

 私の妻も免許証を持っていません。恐い思いをしなくて済んでいるのかな?
返信する

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