薬複層倍(話題)
2008年1月3日(木)
いささか旧聞になるが、2007年11月7日出そろった製薬大手8社の中間連結決算を見て、驚いた。その営業利益率の高さである。
最大手の武田製薬にいたっては、37.4%だ。(100円の売上げで純利益が37.4円)
8社の加重平均を求めてみると、25.9%。最も低い会社でも、15.9%だ。
自動車会社で一人勝ちといわれている、トヨタ自動車ですら、同中間決算での営業利益率は、9.8%と1割を切っている。
「薬複層倍」とはよく言ったものだ。
日本の製薬会社は、欧米のそれと比べて、規模が格段に小さい、近年製薬会社の、合従連衡が行われているのは、欧米の巨大製薬会社に対抗するためだ。
これからが、私の大胆な推測であるが、政府は、日本の製薬会社を欧米の製薬会社に対抗できるよう、その巨大化を促進しているのではないか。巨大化の必要条件は、儲けを多くするということだ。
結局、その付けは、国民の医療費負担に跳ね返っていることになるのだが。
2008年1月3日(木)
いささか旧聞になるが、2007年11月7日出そろった製薬大手8社の中間連結決算を見て、驚いた。その営業利益率の高さである。
最大手の武田製薬にいたっては、37.4%だ。(100円の売上げで純利益が37.4円)
8社の加重平均を求めてみると、25.9%。最も低い会社でも、15.9%だ。
自動車会社で一人勝ちといわれている、トヨタ自動車ですら、同中間決算での営業利益率は、9.8%と1割を切っている。
「薬複層倍」とはよく言ったものだ。
日本の製薬会社は、欧米のそれと比べて、規模が格段に小さい、近年製薬会社の、合従連衡が行われているのは、欧米の巨大製薬会社に対抗するためだ。
これからが、私の大胆な推測であるが、政府は、日本の製薬会社を欧米の製薬会社に対抗できるよう、その巨大化を促進しているのではないか。巨大化の必要条件は、儲けを多くするということだ。
結局、その付けは、国民の医療費負担に跳ね返っていることになるのだが。
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