NHK交響楽団演奏会 中国公演
2018年3月16日(金)
NHK交響楽団の演奏会が呉市(我家から車で約1時間)であり、行って参りました。A席5000円と超リーズナブルです。海外の同等レヴェルのオケだと15000円はするでしょうから。
やはり、一番感じたのは、瞬発力ですね。「バン」と瞬間的にダイナミックな音を出すことができます。
ラフマニノフピアノ協奏曲は、メロディよりかリズムに主体があるような曲です。ピアノとオケの掛け合いが微妙にテンポをずらしている箇所があり、ちょうど私の身体の振動のサイクルと合致いたしますです。良く分からないと思いますが、自然に身体が動いてしまうってことですね。しかし、それにしても激しい曲であります。
ドヴォーザークの8番はメロディアスな曲です。ラフマニノフを聴いた後は、何と凡庸な曲と感じました。率直に言って、退屈! この曲、本当によい曲かな?と思いました。
アンコールはスラブ舞曲の10番でした。
上原彩子って、チャイコフスキーコンクールの優勝者なんですね。凄い人がいるものです。ラフマニノフの最初の音が、何か遠くで鳴っているような感じがしました。ホールのせいか演奏者の奏法なのか、その双方なのかわ分かりませんが、不思議な感覚でした。
今回のコンマスは、マロさんでした。
ほぼ満席でした。
約1500席のホールです。
私が座った席からだです。前から2列目でした。
余談でありますが、演奏会のチケットの席って、運に作用されますですね。今回は最悪でありました。
演奏が始まって暫くすると私の直ぐ後ろの席から、「スースー」とかなり大きな音がするのに気付きました。演奏前は雑音にマスキングされて聞こえなかったんですね。ひょっとして、居眠りしているのかな?と思いましたが、止みません。気になって音楽どころではありません。それに、ひょっとして、ニンニクの匂い?これも強烈でしたよ。いやー、演奏会中に雑音を出されるのは迷惑この上ありませんが、匂いもそれ以上ですわ。耐えられませんもの。
休憩時間に観察すると、50歳前後の男性。慎重180㎝超。体重ですが、優に100㎏はあろうかという巨漢です。下向きかげんでノッシノッシという感じで歩いています。こりゃ、たまりませんわと思い、後半は空いた席に移動いたしました。当然、前より良い席が空いている訳ありません。一階の後ろの方になりました。
そうそう、私の右隣は男女のペァで、会話が自然に聞こえてきたのですが、かなりの音楽通のようでありました。このお二人も後半席を移動したようであります。そりゃそうです。あの鼻息と匂いにはたまりませんです。
余談の2です。楽友に会いました。この方とは演奏終了と反省会をすることが多いのですが、体調を崩してアルコールを控えていると言います。もう4か月といいますので、気にかかりましたです。
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