甘利氏療養 あと2カ月
2016年3月16日(水)
ワイロの大疑惑がある甘利明前経済再生大臣が、さらに2カ月の療養が必要ということで、国会を「お休み」するということです。
私しゃ、びっくりしました。こんなことが国会議員に許されて良いのか?ということです。当初の1カ月と併せて3カ月も「病気休暇?」国会議員は労働者ではありませんので、生活保障的な「病気休暇」というものは考えられません。ただ、人間である以上、病気にかかりますので、常識的な短期間であれば、労働者的な権利ということではなく、最小限の病気休暇は許容されるということでしょう。3カ月というのは大いに疑問です。例えば、国会議員が交通事故に遭って、今後国会へ行くことが物理的に不可能となった場合は、即刻議員辞職を求められるでしょうし、本人も自覚があれば辞職するでしょう。労働者の場合は、今後職務に復帰することが不可能の場合でも、一定期間は病気休暇が認められ給料も支給されます。それは、弱い立場にある労働者の生活保障という趣旨です。大臣という超強い立場で、口利きなどを行っていた(限りなく黒い疑惑)甘利氏には、病気休暇なんて相応しくないです。
「病気休暇」中も給与がでるのかどうか、私しゃ知りませんが、仮に出るとしたら、こんな最悪制度一体誰が作ったの? まぁ、矜持を大切にするお方ですから、国民の代表としての責務を果たすことができないのに、給与(でなくて報酬ですね。)を頂くなんてことは到底許されないと考えるでしょう。
あと2カ月というと国会終了の時期とほぼ同じですね。国会での追及をかわそうという魂胆がミエミエであります。
注 インターネットで「国会議員の病気休暇」を検索しても、該当サイトがありません。そもそも、「病気休暇」というようなものは、国会議員には想定されていないものと思われます。
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