二見伸明さんの「共産党 ここに期待」
2021年10月13日(水)
09月21日の赤旗です。
「元」といえども、公明党の副委員長まで務めた方が、共産党に期待するとは、公明党って面白くないでしょうねぇ。裏切り者になっているかも知れません。(笑)
二見さんは、次のように言っています。
「最近思うのは、新型コロナウィルスは、“このままでは人類が滅びてしまう”という最大級の地球の警告ではないかということ。新自由主義、アベノミクスの暴走が招いた断末魔の苦しみだ。(中略)アベノミクスの自公路線を完全に終わらせるコトこそ、地球が我々に要求していることだと思う。この地球の要望に応えられる勢力は、日本共産党以外にない。だから、目前に迫った総選挙では、どうしても勝ってもらいたい。勝てば、地球の警告に応えることができる。それくらいの気概を持たなきゃ、選挙はやってられない。」
「もう50年くらい前になるけど、・・「敵の出方」論を暴力革命の根拠として使ったよ。・・でも、あれは間違っているなぁて思ったから、それ以降、私は扱ったことがないよ。それが今また出てきた。(注)・・自民党や公明党は、共産党を理解する有権者が増えたら困るから、何とか恐怖心を植え付けようとする。・・だいたい暴力革命なんて、そんな能力やノウハウがどこにあるんだろうね。何年か前、対談の席で大臣経験者に『共産党は暴力革命なんだろ』と聞かれたから、『武器弾薬も私兵もなくて、暴力革命できるのか』って一言返したら、それで話は終わってしまった。」
(注)9月10日のことです。TBSの「ひるおび」で、日本共産党に対し、「共産党はまだ暴力的な革命を党の綱領として廃止していない」と公言した方がおられます。
(レギュラーコメンテーターの八代弁護士です。)
権力の顧問弁護士 - 団塊世代の人生時計 (goo.ne.jp)
私は、直ぐに共産党の綱領を読みました。共産党の綱領には、「現行憲法の前文をふくむ全条項をまもり」とありますし、「選挙で多数を得た政党または政党連合が政権を担当する政権交代制は、当然堅持する」とあります。つまり、(暴力ではなく)選挙での政権交代を行うとしているのです。
弁護士である八代氏がそういったことを知らないというのは、考えにくく、悪意に満ちたデマゴーグと断じざるを得ません。八代氏は謝罪に追い込まれましたが、謝罪になっていないと多くの人に指摘され、再度謝罪するという異常な事態になりました。