折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

秋のバラ、返り咲きが始まりました。

2009年09月23日 15時46分45秒 | 秋分
                □ コントゥ・ドゥ・シャンボール
         (Comte de Chambord P 1860 Moreau-Robert France)
               もっとも気に入っているバラの一つ。
               ルリマツリの間から、開花の途中。

     
            □ 昨日(2009年9月22日)の様子です。

◇ 「暑さ寒さも彼岸まで」に今年は「シルバーウィーク彼岸まで」が重なりました。
  もっとも「蒸し暑い夏」からはすでに解放され、爽やかな秋の風が吹いています。
  今年は秋が長いのでしょうか、それとも冬の到来も早いのでしょうか。
  長期予報では、確かこの秋は気温が平年より高めだと報じられていました。

     
                 □ アイスバーグ
           (Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

     
           □ 来年は、別の場所に移植します。

     
           □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ
      (Charles Rennie Mackintosh S 1988 D.Austin England)
       来シーズンは、鉢でこじんまり育てようか、思案中です。

     
               □ グラミス・キャッスル
         (Glamis Castle S 1992 D.Austin England)
            蕾をたくさん従えて、返り咲きです。

     
               □ レディ・オブ・メギンチ
        (Lady of Megginch S 2006 D.Austin England)
         返り咲き、曇り空ですが、透かしてみました。

     
               □ 朝はこんな様子でした。

     
           □ 実際の花は、この蕾に近い色です。
  
◇ 庭のバラたち、このところの秋の気配を敏感に察して、返り咲きが早まりました。
  ひと夏を越して、これから多彩な色と姿で庭を飾ってくれることと思います。
  春夏のシーズンよりも落ち着いて咲く花、こちらも落ち着いて見られます。
  そうして来シーズンのボーダー・ガーデン等々を、もう思い描くことになります。

    
                □ アンブリッジ・ローズ
          (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)
          夏剪定(2009年8月30日)後、順調そのものです。

     
               □  レディ・エマ・ハミルトン
        (Lady Emma Hamilton S 2005 D.Austin England)
             もうすぐ、返り咲きを迎えそうです。

     
                □  L.D.ブレスウェイト
         (L.D.Braithwaite S 1988 D.Austin England)
           春は早咲き、返り咲きもそのようです。

     
                □ アブラハム・ダービー
          (Abraham Darby S 1985 D.Austin England)
         夏場は完全休養、しばらくぶりの開花となります。

     
       □ 名前がわからない、でも10年以上咲いているバラ。
             うちではめずらしい「剣弁高芯咲き」
            「高島屋」のバラと、私は呼んでます。

     
              □ ジュード・ジ・オブスキュア
        (Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)
             月末の開花となることでしょう。
                山吹色というよりも、
          バニラアイスのような彩りに出会えます。

     
                 □ ノック・アウト
           (Knock Out F 1999 J.W.Radler USA)
          初々しい、秋に向かってもこれだけの勢い。

☆☆☆☆☆
 
     
        □ 名前がわからないのですが、黄色いミニバラ。

     


(una poesia di oggi)

 ためらひもなく花季となる黄薔薇 何を怖れつつ吾は生き来し
                                       尾崎佐永子
                      ※ 花季 はなどき

     咲けば必ず散るのが花の運命だ。美しければ美しいほど、散るのは
     さぞ辛いことだろう、と思うのが人の心だが、花の心は、どうやらそう
     でもないらしい。「ためらひもなく」堂々と花ひらく黄薔薇。散ることを
     前提としていながら、こんなにもいさぎよく、明るく、美しい。このくった
     くのない、天真爛漫な感じというのが「黄」という色によって、より鮮明
     に伝わってくる。これが、「白」や「真紅」の薔薇だったら、少しニュアン
     スが異なってしまうだろう。    
                 
                (たわらまち みそひともじのパレット 本文より)

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     □ パカラ (Paccarat ♂ 3歳) 久しぶりにカメラ目線です。

  
コメント (4)
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