折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラ色の人生 ~ 憧れの世界、その色 ~

2009年09月29日 22時14分00秒 | 秋分
                   □ アブラハム・ダービー
             (Abraham Darby S 1985 D.Austin England)
          春は超大輪の花、秋の返り咲きは大輪でのお出まし。
               表情豊かなアプリコット色ゆかしく、
            私にとって「バラ色の人生」は、端的にこの色。

◇ 自宅の庭に咲いた花を見て、まさか気分が悪くなる方はいらっしゃらないでしょう。
  もし気分が悪くなるというのなら、直接の原因はおそらく他にあると考えられます。
  別腹まで満腹になる程食べ過ぎ、勝つに決まっている夫婦喧嘩で連勝を伸ばした。
  …にも関わらず、それでもどこかムカつく…ほら、理由は他にあるでしょう!?

     
                  □ スカボロ・フェア
         (Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)
             横浜でたくさん咲いていました。

◇ 何を言っているのかわからなくなりますが、つまり庭の花は癒しなのです。
  つい数年前まで、庭にバラの花は皆無に等しい状態でした。
  ここ数年来、庭で当然のように、ちらほらとでも咲いてくれています。
  手塩にかけても(つもりでも)自由に咲いても、たとえ雨の日でも気が晴れます。

     
                □ ジャック・カルティエ
       (Jacques Cartier P 1868 Moreau-Robert France)
       オールド・ローズの少ない秋、香りのバラは貴重です。

◇ 趣味の世界の花、特にバラの花は切っても切り離せない、心の花になりました。
  気がつけば、バラの花は4月下旬からお正月明けまで、ずっとそばにいてくれます。
  文句一つ言わず、まあ態度では示されますが…「お連れの方」はこうは行きません。

     
               □ アンブリッジ・ローズ
         (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)
          このふわふわ感、優しさの表現でしょうか。

◇ 昨日家内の親友からの手紙に同封されていた、30年近く前の暑中見舞いの葉書。
  先日どなたか歌われてた「あんな時代もあったねと♪」脳裏をかすめていきました。
  すっかり忘れてしまっていたなつかしい頃、通って来た道が確かにそこに…。

     
       □ 1981年の夏は、今年結婚した長男がまだ2歳。
          そう言えば、家内は謄写版と水彩絵の具で…。
           人生で大切にしなければならないこと、
             それを再認識させられます。

     
     (una poesia di oggi)

          そんな時代もあったねと
          いつか話せる日が来るわ
          あんな時代もあったねと
          きっと笑って話せるわ
          だから今日はくよくよしないで
          今日の風に吹かれましょう

          まわるまわるよ 時代はまわる
          喜び悲しみくり返し
          今日は別れた恋人たちも
          生まれ変わって めぐりあうよ

                          (中島みゆき 時代 1975)

        ☆ 時代(過去)と今日(現在)の配列を見ると、
          時代・時代・今日・今日・時代・今日の順。
          最後の今日は未来へとつながる今日でしょう。
          だから、現在から未来への歌とも受け取れます。

          今日は今日の風に吹かれるままに、
          ただ生きていったらいい。
          生きる上である大切なこと、それは何か、
          さり気なく教えてくれているようです。
   
コメント (4)
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