中国によるジャパンカップ分析を見てみましょう。今回は女子にもふれています。いつものように、訳は大ざっぱ。だいたいの内容は以下のとおりです。( )内は私のコメントです。
<男子>
・日本はさらに強力になり、中国との差が縮まってきている(まだ中国が上、ということか?)
・日本の弱点であったあん馬、つり輪を得意とする選手がそれぞれ2名いて、厚みを増した。中国も強い選手はいるが、1名ずつ。この2種目において中国が有利であるとは言えなくなった。危機的状況(←そうとうビビッてますね)
・個人総合においては内村の力がさらに向上。あん馬、つり輪のトレーニングが効果を上げているようだ。
・ハンビュッヘン(独)はあまりよくなかった。ジャンプ力が落ちている。ケガに苦しんでいる期間が長かったことが不運。しかし鉄棒においては力がある。
<女子>
・ロシアが復活。中国と米国に割って入る勢い。
・鶴見がいい演技を見せるが、世界で見れば米国やロシアの選手には勝てないだろう。現時点では中国との差はあるが、2年先、4年先にはどうなるかわからない。警戒が必要。
・ロシア女子は若手だけではなく、故障から復帰した選手も素晴らしい演技。いっぽう中国女子の展望はあまり明るくない。中国はゆかが不安材料。
少なくとも、中国男子は米国は眼中にないようです