中国の長文を訳して疲れたので、ちょっと一息です。自分でもTVを録画して何度も見て、YouTubeでご覧になったかたも多いと思いますが、あるかたのコメントがおもしろかったのでご紹介します。
演技の終盤、となりの種目(つり輪かあん馬でしょうか?)の審判たちが、「みな振り返って内村の演技を見ている」との指摘。ホントだ~!みんな見てる~!右下に注目です^^
そりゃすぐうしろで世界最高峰の演技をナマでやっているんですから、見たいですよね~
中国の長文を訳して疲れたので、ちょっと一息です。自分でもTVを録画して何度も見て、YouTubeでご覧になったかたも多いと思いますが、あるかたのコメントがおもしろかったのでご紹介します。
演技の終盤、となりの種目(つり輪かあん馬でしょうか?)の審判たちが、「みな振り返って内村の演技を見ている」との指摘。ホントだ~!みんな見てる~!右下に注目です^^
そりゃすぐうしろで世界最高峰の演技をナマでやっているんですから、見たいですよね~
中国による別のジャパンカップ分析(男子、特に日本に関して)が出ましたので、見てみましょう。けっこう視点がおもしろいです。非常に長いので訳はおおざっぱ。( )内は私のコメント↓
今年の大会は、前回より高レベル。北京五輪後、男子団体の国際競技会としては最高レベルと言える。日本は世界選手権出場予定メンバーで臨んだ。
<団体>
1. 強さ
現在の男子体操では90点以上で一流選手と見なされる。5-3-3制において90点台を出す選手が日本に3名いるのは大きい。これはつまり、3名だけ参加したとしても(つまり3-3-3だったとしても)、ミスがなければ団体で勝てることを意味する(なるほど~!)日本の団体得点は276.10。全演技が18なので平均15.330。ゆかだけは2位だったが、他の5種目では群をぬく。
2. 安定性
日本チーム最大の特色は、非常に安定していること。ゆかの田中のミスぐらいで、ほぼ100%の成功率と言ってよい。国際大会で大切なのは、技術、難度、質、安定性、精神力の5つ。日本チームはこれを実現して勝った。
<個人総合>
個人総合に参加したのは8か国から16名。内村のすごさが光った。技術と美しさ、体操の魅力をまさに表現。昨年のジャパンカップ、国内大会、世界選手権で個人総合優勝。得点はつねに90~93点レベル。今回は93.450点。2位に2.35の差をつけた。
男子では90点が一流選手と平凡な選手の分岐点。つまり各種目15点出せるかどうか。少し前まで、内村はあん馬とつり輪で15点を出せないことがあった。しかしそれを克服し、より洗練され、より高難度で、美しく安定した演技を身につけた(←ベタぼめ)私(=記者)は前回大会のあと、「楊威時代が終わり、内村時代の到来」と書いたが、もはやこれはまぎれもない事実となった!
<中国への希望>
昨年のジャパンカップに、中国は陳一氷、騰海浜らを派遣して団体2位、個人総合5、6位だった。今回の不参加で、ルールに慣れたり、ライバルを知り情報を得たりする貴重な機会を失った。北京五輪にそなえ、多くの国際大会にさまざまな選手を大量に派遣した中国。ロンドン五輪に向けても、わが国の選手たちも可能なかぎり多くの国際大会に参加してほしい。特に「ジャパンカップ」は重要な大会だ!
去年と同じ記者が書いてくれたようです。うふふ、もっとほめて・・・^^
米国の体操雑誌「International Gymnast」の最新号の概要が紹介されています。
ユース五輪展望、カナダのベイクリックとガフウィックの特集、国際殿堂入りした人たちへのインタビューなど、あまりたいしたことはないのですが、私が目を引かれたのは、体操選手だった14歳のアメリカ人少年が、ブロードウェーで舞台「ビリー・エリオット」(邦題はリトルダンサー)で主役を演じているという見出しです。この映画は私の好きな映画トップ3に入るほど。バレエダンサーをめざす男の子のお話で、映画では体操の要素はほとんどありません。舞台では動きもダイナミックになり、体操っぽいのかもしれません。ロンドンでこの舞台を見たという人の話では、非常によかったということでした。
こういう雑誌があるということ自体、うらやましいです・・・。