中国選手権が終わり、さっそく男子の世界選手権代表選考の話題が出ています。選考においては今大会の結果がもっとも重視されるそうですが、日本とちがい明確な線引きはありません。
・男子代表選考予想(Sohu.com)
中国語がよくわかりませんが、女子に比べ男子は「人員不足」(いえいえ、十分足りていると思いますが)団体の6-3-3(五輪は5-3-3)のチーム編成が首脳陣にとって「頭痛のタネ」としています。ざっと読んだ感じでは、代表候補は
陳一氷、馮喆、騰海浜、郭偉陽、鄒凱、張成龍
と予想しているようです。しかしこの布陣では鄒凱と張成龍の得意種目がもろにかぶる上、あん馬が弱くなってしまうなど問題点もあるとしています。
あん馬で16点台を出せる選手がせっかく2人いるのに代表にできないのは、何か非常にもったいない気がしますが・・・どうなるでしょうか。
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日本の男子代表選考も気になりますネ。「ゆかと跳馬の合計ポイント」による1ワクに注目し、ざっと調べてみました。
私はこれは沖口のためにあるようなものと思っていましたが、実際にはあまりポイントを取れていません。今のところこの2種目でポイントを獲得しているのは、
内村、山室、沖口、小林、加藤、白井、瀬島
です(たぶん)。とにかく内村と山室がほとんどのポイントをもっていってしまうため、それ以外の選手はみな1、2点。内村はトップ通過と仮定して、もし山室が個人総合で代表に入れなかった場合は、このワクは山室でほぼ決まりです。
しかし山室が個人総合で代表入りした場合、非常にびみょうなあらそいになりそうです。NHK杯で2ポイントでもゲットできれば、一気に代表が近づきます。白井、瀬島といった知名度の低い選手のサプライズ代表も十分ありえるでしょう。すべてはNHK杯しだい、これは注目ですネ。
(ざっと目で見てチェックしただけですので、誤りがあった場合はご容赦願います)
私は加藤選手に期待です。