スイス体操連盟は、ローマン・ギシ(26)とニキ・ボッシェンスタイン(26)の引退を発表しました。
・スイス体操連盟
ともにジュニア時代からのスイス代表。世界選手権に何度も出場するなど活躍しましたが、故障のため今年の世界選手権(東京)は代表もれ(ギシは補欠)ボッシェンスタインはアキレス腱断裂からの復帰をめざしていましたが叶いませんでした
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スイスではケースリンやグローブスのように自分から「辞めます」という引退以外に、連盟が強制的に引退を決めることもあるようです。少し前にも男子の大量強制引退?がありました。記事では「2人とスイス体操連盟との契約は2012年1月末で終了し、更新しない」としています(契約社員みたいですね
)
ロンドン五輪団体出場の望みが消え、早くも2016年リオ五輪へ向けチームの若返りをはかりたいことから、中堅の2人が切り捨てられたようです。プレ五輪(1月・ロンドン)の結果しだいでは、ほかにもあぶない選手がいそうです
団体出場という明確な目標をかかげるスイス男子はあくまでも少数精鋭で、五輪および五輪予選を見すえた姿勢のようです。
2人とも関係者やファンに感謝し、競技生活はすばらしい経験だった、といちおう(表面上だけかもしれませんが
)納得の上での円満引退?のようです。長いあいだおつかれさまでした。