W杯シュツットガルト大会(DTBチームチャレンジ、3月18日~20日)に出場したフィリップ・ウーデ(クロアチア・29)は不満な出来だったようです
・クロアチア体操連盟
全種目おこない83.450点。あん馬で全体2位(15.000)でしたが、ほかの種目でミス連発プレ五輪(4月・リオデジャネイロ)までの3週間でミスをへらしたいと話します。プレ五輪の個人総合では83.450点でも十分通過は可能としていますが、それでも85点台は確実に出したい、と語りました。
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ウーデはこのあとのW杯大会などに出場予定はなく、これがプレ五輪前の最終調整。女子はアナ・デレク(17)がプレ五輪へ。こちらはW杯ドーハ大会(24日~26日)に出場予定
カナダ男子のプレ五輪(4月16日~18日・リオデジャネイロ)代表が決定しました
・カナダ体操連盟
ケン・イケダ
スコット・モーガン
ジャクソン・ペイン
サム・ザカトニー
アンダーソン・ローラン
ルネ・クルノイエ
ヒュー・スミス
以上7名で、補欠は未定。人数がいることはいるのですが、ケガ人が出て、「予想外の顔ぶれ」(スミス)になったようですすでにケガが伝えられていたリトウィン、クレイに加え、スカシーが18日カルガリー大学国際杯でひざのじん帯を断裂してしまったそうです・・・ザカトニーはシニア1年目で、昨年のカナダジュニア個人総合王者。代表入りできるとは思っていなかったと話しています。
↓ 五輪団体はきびしいですが、もともと難度が低いのでミスが出にくいチーム。
渡辺守成専務理事(57)が、FIG(国際体操連盟)会長に立候補することが正式に決定
・時事通信
20日の日本体操協会理事会で決まりました。10月のFIG総会(東京)で投票がおこわれます。UEG(欧州体操連合)のゲルゼ会長(仏)が立候補を表明していますが、記事によりますと、ロシアからも立候補が見込まれるそうです
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歴代のFIG会長は、これまですべて欧州の人物が会長をつとめていますワタクシの個人的な調べでは、やはり国の数(=票の数)が多い欧州が強く、ゲルゼ氏も票固めに余念がありません。そこで日本側はこちらも国の数が多いアフリカ、中南米を中心に支持を集める努力をしているように感じられますアジア諸国も日本とはかなり考えがちがいますし、どちらともいえない中東などの票が浮動票か・・・
今後もゲルゼ氏を中心に他国の動向をさぐりたいと思います。
イェーゾロ市杯(19日~20日)でカルロッタ・フェルリート(伊・21)が負傷し、病院に救急搬送されました
・伊体操連盟
・動画(伊五輪チームサイト)
平均台の下りワザで右足をふみはずして頭から落下し、苦痛のため大泣きカラーを装着され担架で退場し、病院へ詳細は不明ですが、その日のうちに退院。頭と首を強打したもようですが、深刻なものではないとみられます。さいわい地元開催であり、両親が付き添ったそうです。