フランス体操連盟で、組織の改編がおこなわれました
・仏体操連盟
会長には現職のジャムス・ブラトー氏だけが立候補し、2期目の会長に決まりました。また、2020年東京五輪へ向け人事が刷新され、男子体操の最高の役職(日本でいう監督か、強化本部長でしょうか?)に、元代表のヤン・クシェラが就任しました
来年9月に、新しい国際大会をフランスで開催する予定だそうです
アンドレアス・トーバ(独)が、ドイツで「バンビ賞」を受賞
・独体操連盟
大規模なメディア関連の賞の、スポーツ部門。リオ五輪の団体予選で、前の種目(ゆか)でひざを負傷しながら、チームのためにあん馬の演技をしたことが感動を呼び、国内では大きく取り上げられています。
鉄棒金メダルのハンビュッヘンをはじめ、ビーチバレーやカヌーなど他競技のリオ五輪金メダリストらを抑え、堂々の受賞本人は授賞式に出席し、「チームメイトに感謝。みんながいなければ、自分はここにいなかった」と謙虚なスピーチ。まだ足をひきずっての登場がまたまた感動を呼んだようで、スタンディングオベーションで祝福されたそうです
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ひざのじん帯と膝蓋骨を負傷し、手術。来年の欧州選手権(4月・クルジュナポカ)欠場を明らかにするなど、あせらず復帰をめざすと伝えられています。
イワン・ストレトビッチ(ロシア)が手を手術する可能性
・R-Sport
ロディネンコ氏が電話インタビューで明らかにしたものすでにドイツで検査を受け治療をおこなっていますが、来月になっても回復しなければ、1月にもドイツで手術に踏み切るもようです。
検査も手術もドイツなのですね・・・
ブリタニー・ロジャース(カナダ・23)が、来年までは現役を続けると話しました
・カナダ体操連盟
米国のジョージア大を卒業予定。来年の世界選手権(10月・モントリオール)は地元カナダで開催される貴重な機会であり、出場へ意欲的。ここで現役生活のしめくくりをしたいもようです。
大学ではジャーナリズムを専攻。引退後は、テレビのアナウンサーやレポーターとして体操にたずさわりたいそうです
ロンドン五輪、リオ五輪代表。
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五輪後すぐ引退する選手のほか、
中国 全運会(国内大会)
英国ほか コモンウェルス・ゲームズ(英連邦大会)
欧州 欧州選手権
などを最後の区切りにする選手も多いようです。五輪翌年の世界選手権が、団体なしで個人のみであることも大きいもよう
FIGの男子技術委員会が、イゴール・ラディビロフ(ウクライナ)が初めておこなった跳馬のワザを含む演技を
禁止へ
・Obozrevatel
「2017年から2020年までの間、前方または後方の3回宙返りを禁止することを決定した」と発表。たしかに見ごたえはありますが、専門家らは大きなケガにつながる危険性を指摘しているそうです
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ラディビロフはリオ五輪でこの跳躍を実施しましたが、着地に失敗得点は伸びず、種目別跳馬では15.033点で8位に終わっています。
1本目 14.933(D7.000、E7.933) <= コレですよね?
2本目 15.133(D6.000、E9.133)
技術的なことはよくわからないので、くわしいかたは訂正や補足をどうぞ