国際体操連盟(FIG)の執行委員会は、希望があれば選手が国際大会で頭髪を覆うものの着用を認める方向
・Gimnasia Latina
次回の会合で議題にされ、認められる見通し。ただし、
・頭をぴったりと覆うもの
・顔全体が見えるもの
・ウエアと同じ色のもの
であることが条件。記事タイトルにあるように、事実上イスラム教の女子選手の「ヒジャブ」が認められることになります。今年の欧州選手権と東京五輪でドイツ女子の足首まであるウエアが話題となるなど、このところウエアのルールが注目される中、さらなる変化。
また、五輪と世界選手権における種目別決勝の前のウォームアップを可能にするルール改正をおこなう見通し。団体、個人総合では許されており、選手や役員から批判の声が出ていたもの
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東京五輪では、柔道でサウジアラビアの女子選手が髪を覆わずに、しかもイスラエル選手と対戦したことが国際的に話題となったようです
・Arab News
両国間の関係は正直よくわかりませんが、私が非常に驚いたのは、イスラム圏でも特に女性の服装や行動に厳しいサウジアラビアの選手だということですNHKのアラビア語講座(こんなネタ元でスンマセン)では、レバノン(半数以上がイスラム教徒)は髪を覆う必要がなく、服装もかなり自由だと言っていました。トルコも同様のようです。髪を隠すとしても、体の線がはっきり出るウエアは大丈夫なのでしょうか・・・
今年の国際体操連盟(FIG)総会は、トルコでおこなわれます
・FIG
11月5日~7日・アンタルヤ(トルコ)
会長の改選があります。
2016年 渡辺守成氏がゲルゼック氏(仏)を破り、新会長に(任期4年)
2020年 会長改選 → 新型コロナのため1年延期になり、任期1年延長
2021年 会長改選
今回は変則で任期は3年。次回改選は2024年。欧州体操をはじめ、各国体操連盟の会長選も同様の任期としたところがほとんどのようです。
ほかの役員改選などもあります。