今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

招かれざる?訪問者

2010年07月29日 | 生活
我が名古屋の棲み家は、仕事に出るためだけの”隠れ家”であり、
ここを訪れた知人は数えるほどしかいない。

いいかえれば、日頃ウチのインタホンを押すのは、
新聞や宗教の勧誘など招かれざる客である確率が9割以上。

なので、食事中などはインタホンがなっても、
食事を中断してまで応対する意味がないので居留守を使う。
(たまに宅配や速達なのに居留守を使って失敗する)

今日も勤務先から帰宅し、夕食をとっていると、インタホンがなった。
どうせ不要な勧誘だろうと、無視するが、再び鳴る。
室内の電気もついていることだし、これ以上居留守を通すのも不自然かと思ったが、
なにも玄関を開けて顔を出すことはないと思い、インタホンを取り、
不要な勧誘に備えて、あえて無愛想で不機嫌そうな返事をした。

すると、自分が加入している生保の者だと名乗る。
「オタクはもう加入しているから結構」、と言うのも面倒で、生返事をすると
インタホンから声が消えた。
こちらもインタホンを切って食事に戻る。
その後は無反応なので帰ったらしい。

私が顔を出したくなかったのは、実は今日は我が誕生日なので、
発泡ワインを開けて、数杯分飲んでいたから。

しばらくして、玄関を見ると、郵便受けから冊子のようなものが差し込まれている。
見ると、その生保の冊子だが、さらに私の名前と「 Happy Birthday to You」と
書かれた紙も付いていた。
この地域の担当の人が、私の誕生日にあえて挨拶に来た、ということがわかった。

それとは知らず、誕生日の本人は、玄関も開けず、
無愛想な応対で追い返してしまったわけだ。
いくら営業とはいえ、私の誕生日を唯一祝ってくれる人を。