我が名古屋の棲み家は、仕事に出るためだけの”隠れ家”であり、
ここを訪れた知人は数えるほどしかいない。
いいかえれば、日頃ウチのインタホンを押すのは、
新聞や宗教の勧誘など招かれざる客である確率が9割以上。
なので、食事中などはインタホンがなっても、
食事を中断してまで応対する意味がないので居留守を使う。
(たまに宅配や速達なのに居留守を使って失敗する)
今日も勤務先から帰宅し、夕食をとっていると、インタホンがなった。
どうせ不要な勧誘だろうと、無視するが、再び鳴る。
室内の電気もついていることだし、これ以上居留守を通すのも不自然かと思ったが、
なにも玄関を開けて顔を出すことはないと思い、インタホンを取り、
不要な勧誘に備えて、あえて無愛想で不機嫌そうな返事をした。
すると、自分が加入している生保の者だと名乗る。
「オタクはもう加入しているから結構」、と言うのも面倒で、生返事をすると
インタホンから声が消えた。
こちらもインタホンを切って食事に戻る。
その後は無反応なので帰ったらしい。
私が顔を出したくなかったのは、実は今日は我が誕生日なので、
発泡ワインを開けて、数杯分飲んでいたから。
しばらくして、玄関を見ると、郵便受けから冊子のようなものが差し込まれている。
見ると、その生保の冊子だが、さらに私の名前と「 Happy Birthday to You」と
書かれた紙も付いていた。
この地域の担当の人が、私の誕生日にあえて挨拶に来た、ということがわかった。
それとは知らず、誕生日の本人は、玄関も開けず、
無愛想な応対で追い返してしまったわけだ。
いくら営業とはいえ、私の誕生日を唯一祝ってくれる人を。
ここを訪れた知人は数えるほどしかいない。
いいかえれば、日頃ウチのインタホンを押すのは、
新聞や宗教の勧誘など招かれざる客である確率が9割以上。
なので、食事中などはインタホンがなっても、
食事を中断してまで応対する意味がないので居留守を使う。
(たまに宅配や速達なのに居留守を使って失敗する)
今日も勤務先から帰宅し、夕食をとっていると、インタホンがなった。
どうせ不要な勧誘だろうと、無視するが、再び鳴る。
室内の電気もついていることだし、これ以上居留守を通すのも不自然かと思ったが、
なにも玄関を開けて顔を出すことはないと思い、インタホンを取り、
不要な勧誘に備えて、あえて無愛想で不機嫌そうな返事をした。
すると、自分が加入している生保の者だと名乗る。
「オタクはもう加入しているから結構」、と言うのも面倒で、生返事をすると
インタホンから声が消えた。
こちらもインタホンを切って食事に戻る。
その後は無反応なので帰ったらしい。
私が顔を出したくなかったのは、実は今日は我が誕生日なので、
発泡ワインを開けて、数杯分飲んでいたから。
しばらくして、玄関を見ると、郵便受けから冊子のようなものが差し込まれている。
見ると、その生保の冊子だが、さらに私の名前と「 Happy Birthday to You」と
書かれた紙も付いていた。
この地域の担当の人が、私の誕生日にあえて挨拶に来た、ということがわかった。
それとは知らず、誕生日の本人は、玄関も開けず、
無愛想な応対で追い返してしまったわけだ。
いくら営業とはいえ、私の誕生日を唯一祝ってくれる人を。
