今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

壊れたMINIの後釜

2011年01月15日 | 生活
やっと時間がとれたので、
先月の事故で壊れたわが愛車Rover(ローバー)MINIの後継を求めに(と、もう心は決まっていた)
愛車が保管してある、外車専門中古ディーラーに行った。
まずは、ひと月ぶりに愛車と対面。
右前輪部が大きく凹んだ痛々しい姿(写真)。
これが最後の写真となろう。

修理代が査定額より高くつく”全損”なので、
後継となる車(ただし中古)を、居並ぶ中古外国車の中から物色する。

まずBMWのMINIは、RoverMINIの後継としては失格。
だってちっともミニでなく、普通車だから。

Fiat(フィアット)は、全体的にはMINIに近い印象だが、
ちょっとずんぐりしすぎて、間が抜けた感じがどうも。

Peugeot(プジョー)の1600ccは、私的にはでかすぎ。
革張りのシートは気に入ったが、ATなので、
運転し甲斐がなく、燃費もよくない。

内心では、Citroen (シトロエン)のC2か3を第一候補にしていた。
でも、これらはもともと販売台数が少なく、
一ヶ月前に買い手がついてしまったC2が一台、納車待ちであった。
その実物の小粒ながらきりりとしまったボディを見て、
やはりこれならほしいと思った。
だが、次にいつ中古が入るかは未定という
(新車は倍以上の値がするので今回は選択外)。
縁がなかったと諦めよう。

第二候補は、今と同じMINIのクーパー。
わがMINIはメイフェアII(1000cc)であって、クーバー(1300cc)ではない。
MINIといえば本当はクーパーで、
わがMINIもよく「クーパー」と誤称されていた(過大評価されたような気持ちになった)。
それだけクーパーはMINIの代名詞的人気があるので、部品の調達はしやすい。
なので、MINIのオーナーの一人としては、本物のクーバーで締めたいという気持ちがあった。

そのクーバーの中古が2台おいてあった。
そのうちの新しい方の一台をほぼ購入しかけていたら、
修理サイドから、年式が古すぎて部品が調達できないとの、指摘があった。
がっかりしていたら、今日新たにより新しいMINIクーパーの中古が入ってくるという。
どうやらまだMINIとの方に縁がありそうだ。

それは走行距離が9万キロと多めで(わがMINIは5万キロ)、AT車なのが欠点だが、
限定販売のスポーツタイプのヤツで、同じクーパーでも、そこらにはない個性が光るタイプ。
パネル部分がウッディなのと、シートが革張りなのもいい。
クーパーの走りを楽しむには断然MTがいいのだが、そこまでの選択肢はない。
ここで手を打って購入を決定。
今は亡き、英国Rover社の名車”MINI"(20世紀のカー・オブ・ザ・センチュリー選定)を、
スポーツタイプのクーパーで看取ることにする。

それにしても、車なんて”ヴィッツ”でかまわないとも思うのに(レンタカー使う時はヴィッツ)、なんでこだわってしまうんだろう。