今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

電車内での置き忘れ顛末

2011年05月16日 | 失敗・災難
4日飯舘村からの帰途、上野で新幹線を下車する際、車内にモバイル無線ルータ(ネットにつなげる機器)を置き忘れてしまった。
山手線に乗り換える時に気づいたが、新幹線はもう東京に向かっていることだし、夜も遅いのでそのまま帰宅した。
翌朝、 JR東日本の「お問い合わせセンター」に電話をかけたが、該当する物の届けは”まだ”ないという。
午後まで待って東京駅の「お忘れ物取扱所」に行った(終着駅なのでここに直接届けられる確率が高い)。
そこにもないといわれたが、夕方に情報が更新されるという。
帰宅して、夕方に再びお問い合わせセンターに電話すると、今度は、該当物が上野駅で保管されているという。
ホッとしたが、もう上野駅の受付は終了時刻で、しかも明日は休みでその日私は名古屋に帰らなければならない。
終着駅(東京)ではなく、最初から下車駅(上野)に行っていれば、今ごろは手元に戻っていたんだ。

名古屋に帰って数日後、上野駅に電話すると、確かに保管しているが、駅に保管されるのは10日間で、以降は警視庁の遺失物センター(飯田橋近く)に移管されるという。
その間には東京に帰れないので、移管されるにまかせた。

やっと帰京すると、その間に警視庁からモバイル会社に拾得物の連絡が行ったらしく、会社から詳細な登録番号が記された通知が来ていた。
(実はなくした翌朝、まずモバイル会社にルーターの使用停止を申し込み、上野駅にある事を確認した後は、停止の解除を申し込んでいた)
その通知には、まず警視庁の遺失物センターに電話して、登録番号を言って保管されていることを確認して、この通知と身分を証明する免許証と印鑑を持参せよと書いてある。
そして今日、その通りに実行して、やっと手元に戻った。

ちなみに、昨日は、渋谷で、ヘッドホンをしながら鞄をいじった時、小さい機器を鞄から落としたのを気づかずに歩いたら、通行人の人がわざわざ私を追いかけて、落したことを教えてくれた(拾ってくれたのは別の人)。
東京で今まで落し物・忘れ物を何度もやっているが、たいてい戻ってくる(特に財布は4回落として、4回中身ごと無事に戻った)。
東京の人は実に親切だ。
落し物の最後の行き先「警視庁遺失物センター」まで行ったのは初めてだが。