今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

教員が引率して道迷いの愚

2012年08月14日 | 時事
奈良県での中学生の遭難騒ぎ。
数日前に、滋賀の山でも女子高生が一人はぐれた事故があった。
無事で本当によかったが、教員が引率して道に迷うとは、おおいに問題がある。

昔は、地図と磁石しかなかったので、現在位置を正しく把握することは結構むずかしかった(地図の地形が不正確ということもあって)。

現在のアウトドアで、GPSを利用しないことは、昔の地図と磁石を持たない事に等しい愚挙。

山の中で電波が届きにくいスマホのGPSではない。
アウトドアでも使えるハンディGPSナビだ。

私がソニーのNV-U37を、ソニーが撤退を表明した後にも、追加購入したのは、
このナビは車に付ければカーナビになり、街歩きに使えるだけでなく、地形図をダウンロードして、登山にも使えるからだ。
ガーミンにもnuviシリーズに同様な多機能ナビがあるが、画面の情報量の多さと、バッテリの持ちでソニーに軍配が上がる
(ガーミンの登山専用のナビはカーナビに使えないし、第一高価すぎる)。

これを持参すれば、行動中、現在位置を常に確認することができる(ていうか、確認しつづけなければならない)。
そして道に迷うことがなく、仮に誤った道を進んでも、それがすぐに分かる。

今時、この装備をもたずに、山に入るなんて、しかも子供たちを引率するなんて無責任。
なにしろ山岳遭難で一番多いのは”道迷い”。
だから、GPSを利用して現在位置を常に把握することは必須
(高度計も併用すると更に心強い)。
”計測マン”である私は、山の中でも現在位置と高度の計測を怠らない
(電車旅行にもNV-U37を携帯して、電車の現在位置と速度の確認を怠らない)。

ついでに、天気の急変についても、
こちらはスマホあるいは携帯で、ネットの気象レーダーサイトを見て、積乱雲のリアルタイムの動向を把握すべき。
今どき、大ざっぱな天気図や天気予報からしか情報を得ないなんで情弱すぎる。