イタリア人がわが家に来訪した。
カタコトの日本語で会話できる。
大学で何を教えているのかと聞かれたので、
まず”心理学”は英語のPsychologyで通じた。
だが、”作法”は、日本語では通じず、manners,Etiquettも通じなかった。
それで”galateo”と言ったら通じた。
「Galateo」というのはデッラ・カーサという人が書いた16世紀のイタリアの作法書で、
近代ヨーロッパではエラスムスの作法書とならんで有名だったらしい。
そして、その書名がイタリア語で”作法”の一般名詞になったと、
その訳書に書いてあったことを思い出したのだ。
確かに、そうなってもおかしくないほどこの作法書は優れている。
私は所持しているものの、日本語版(池田廉訳。春秋社)が絶版なのが残念。
カタコトの日本語で会話できる。
大学で何を教えているのかと聞かれたので、
まず”心理学”は英語のPsychologyで通じた。
だが、”作法”は、日本語では通じず、manners,Etiquettも通じなかった。
それで”galateo”と言ったら通じた。
「Galateo」というのはデッラ・カーサという人が書いた16世紀のイタリアの作法書で、
近代ヨーロッパではエラスムスの作法書とならんで有名だったらしい。
そして、その書名がイタリア語で”作法”の一般名詞になったと、
その訳書に書いてあったことを思い出したのだ。
確かに、そうなってもおかしくないほどこの作法書は優れている。
私は所持しているものの、日本語版(池田廉訳。春秋社)が絶版なのが残念。