帰京中の20日、この時期だけ登れる江戸最大最古の富士塚である高田富士(早稲田大学の隣)に行った。
水稲荷神社の境内にあり、庭園と斜面を削ってできた新しい道路との間になんとか残っている。
夕刻前で、祭の準備状態だったため、登拝者はごくまばら。
富士から持ってきたという溶岩の間を縫って山頂に達すると、
打ち鳴らし用の鉦があり、指定されたリズムで打つ。
1周して下山して、もう一度登り口から山頂の写真を撮った(下写真)。
それを後で見たら、左上にオーブ(玉響:たまゆら)が3つ映っていた(1つは電球と重なっている)。
オーブは、ストロボに反射した空中のゴミなどが映る光学現象なはずだが、
私はストロボを焚いていない(ストロボを本体内に収納してあり自動発光する設定でない)。
夕方前なので被写体側の電球もまだ発光していない。
撮影条件は、F2.8,1/60s,焦点距離4.5,16時、曇天(日射なし)。
同日の他の写真(この写真が一番最後)、そして今までこのカメラ(Lumix DMC-FZ200)では映っていない。
昔、サンヨーのデジカメ(Xacty)では幾度か映っていた(ストロボ自動発光)。
ただ、どこでもというわけでなく、偶然かもしれないが、木曽御嶽神社里宮とか佐久の寺の境内とか長良川水源の滝とか、それなりのパワスポ的場所だった。
今回も江戸最古の富士神社というそれなりの場所。
年に一度開かれた神域を、敬虔な気持ちで登ったが、
霊的雰囲気は格別感じられず、「幽霊探知器」で測ろうと思わなかった。
ちなみに、この30分ほど後、この地は積乱雲による強雨に見舞われたはず。