今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

脱・交感神経人間へ

2014年09月01日 | 健康

心拍変動を測ると、交感神経と副交感神経のそれぞれの活動比が分るという。
これでストレス状態を客観的に測定できる。

それが計算できる心拍計「チェック・マイハート」を研究費で購入したので、
ためしに自分を測ってみた。

すると、安静にしていたのに、ほとんど交感神経の活動のみで、副交感神経は1割も働いていないことが幾度も測って確認された。

もともと、♂で中高年では交感神経が相対的に高くなる。

それに個人要因として、本態性高血圧で行動的にADHD気味なので、私はほぼ純粋な交感神経人間なのだ。

医学書を読むと、このタイプは心疾患(さらに発がん)のおそれ大という。

なのであわてて(これADHD的?)、リラックスのための本やCDをかき集めた。

副交感神経優位(脱交感神経優位)状態にする一番手っ取り早い手段は呼吸で、吐く息を長くするばよい。

手元のストレスチェッカー「Relax Kit」(これも心拍変動でストレス度合いをチェック)のセンサー指を当て、
深呼吸すると、確かにゆっくりした吐気で変動が増える。

心拍変動(≠不整脈)は増えた方がよいのだ。

ちなみにこのストレスチェッカーで測ると、どんなにリラックスしたつもりでも私は常時ストレス状態。
これぞ交感神経人間の証し。

自律神経本で有名な小林弘幸医師のCDを聴いて、心拍変動を測ったら、
本にあるような聴いて10分後では効果がなく、
むしろCDを聴きいている最中の方が副交感神経指標が多く出た(それでも標準よりはずっと少ない)。

私にとって脳波をα波にするのは簡単だが、副交感神経優位にするのはどうやっても出来ない。

今まで、心理的にリラックスしたつもりになっていただけで、
身体的にはリラックス(副交感神経優位状態)にはなっていなかったのだ(その証拠が本態性高血圧)。

今年に入って「精神神経免疫(病理)学」に興味をもち、精神的ストレッサーと自律神経の活動と(内分泌を経由した)免疫力との関係を勉強している。

まずはなんとかして、自分自身を交感神経人間から脱皮させたい。