半年に1度の割りで会合をもっている大学時代の友人から山陰旅行の提案があった。
発案者の主目的は、鳥取県の三朝(ミササ)にある「投入(ナゲイレ)堂」。
絶壁にある国宝のお堂として有名。
ただし訪問者の事故が起きているため、単独行や悪天時は入山禁止。
山をやっていた者として登高欲が注がれるので、賛同した。
この歳になってはじめての山陰旅行なので、付近の名所も立寄りたい。
まずは第一の名所、出雲大社が難なく合意。
なにしろ行く4人のうち3人がいい歳こいていまだ独身。
こうなっては、最強の縁結びの神様におすがりするしかない…。
週末2泊するので宿はどこにするかという話になり、投入堂に近いというより、
世界一のラジウム温泉の三朝温泉を強く推挙し、決定。
そして、出雲の近くでは、名湯玉造(タマツクリ)温泉が候補にあがっていたので、
実はこの温泉、私の先祖にゆかりがあるため大賛成。
ついでに、玉造温泉からちょっと南西の大東町に寄って欲しいとわがままなお願いを加えた。
その地も私の先祖にゆかりがあるため。
というわけで、私にとってすべて前から行きたかった所ばかりとなった。
今まで行きたくても行けなかったのは、まず名古屋から出雲路への交通手段のなさ。
そして大東町など現地での交通手段のなさ。
これらが東京発の飛行機と現地のレンタカー利用で解決した。
今回の山陰旅行は、私個人にとって複数のテーマが重畳しているので、時間軸に沿った実年男4~3名(途中で1名脱落)の弥次喜多風旅行記ではなく、テーマごとに分けて紹介する。
ちなみに、テーマは、
①山根家のルーツ探訪
②三朝温泉を測る
③出雲大社 vs 投入堂 パワー対決
の3つ。
では次の記事から始まり~。