今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

理想の読書姿勢は

2015年02月20日 | 生活

読書は静止姿勢で長時間行なうものだから、目と頭を下げた姿勢だと、肩と首をつなぐ僧帽筋が疲労する(目にもよくない)。

私にとって理想的な読書空間は”ハンモック”だ。
すべての筋肉が重さから解放された状態で読書ができる。

だが実際のハンモックはしっかりした木がある庭用で、日本家屋内では設置が困難。
そこで足から頭までを効率良くハンモック状で支えるリラックスチェア(コールマン製)を見つけ、自分の居る所(実家、名古屋宅、車内)の数だけ購入した(4000円ほどだが、今では絶品)。

さらに本を持ったままだと腕が疲れるので本を置く台が必要。
これはハンズで合板の幅広い板を買って両肘掛けの上に敷いた(こうするとノートパソコンも置け

る)。
公園の木陰で、ヘッドホンで音楽を聞きながらこの体勢で本を読むとすこぶる快適だった。折畳み式なので車に積んで旅先でもやっている(右写真)。
これが私にとっての屋外でのベスト体勢なのだが、室内でやると体が楽すぎて睡魔を誘発してしまう。

楽な姿勢は眠くなる。
睡魔は読書の最大の敵。

もちろん、眠くなるのは読んでいる本のせいでもある。
まず、小説だとしたら、眠くさせる小説が悪い。
小説は読むのに夢中になって、まるで映画を見ているように入り込ませ、文字を追っている事を忘れさせるようでなくてはならない。
誰だって映画やテレビ番組は退屈なだけで観るのをやめる。
ところが専門書はそういうわけにはいかない。
読むのが勉強だからだ。
たとえば難解な哲学書は、読んで夢中になるシロモノではない。
難解であるのは、文章が悪いのではなく、内容が抽象的で込み入っているからだ。
高等数学の本と同じ。
なので、眠くなってしまう。

屋内で睡魔に陥らない読書姿勢はないものか。
昔の日本人がやっていた正座して書見台で読むというのがよさそうだ。
昔の人はこの体勢で四書五経を読んでいた。
私は正座は苦でなく、むしろ座位としては一番楽。
しかも背筋を伸ばしたままなので(そうしないと足がしびれる)睡魔に襲われることもなさそう。
だが、残念なことに、正座用の書見台というものが(時代劇以外では)見当たらない
(薄くて大きい本に限ってなら、譜面台で代用できるかも)。

立って読むこともやってみたが、集中しにくく、また専門書は重いので、足だけでなく、腕も疲れる。

今のところの最適解は以下である。
卓上の書見台に本を立て掛け、椅子の背もたれもほぼ垂直にする。
こうするとリラックスししぎず、また疲れもしない。
書見台を使うことで本を持つ必要がなくなり、また目線と頭部が下ることもない。
背もたれを垂直にするので、体幹の筋肉がある程度活動し、かといってバランスがとれているので特定の筋肉が疲労することもない。

お勧めの書見台は、
actto BST-02 ブックスタンド(OEM品番:EDH-004)
これ以前はエレコムが発売していたもの。値段は1500円程度。
プラスチック製で安っぽいが、分厚い専門書もなんのその(逆に薄くて小さい文庫本には向かない)。
角度調整も任意。
昔は気取って5000円以上する木製の書見台を使っていたが、実用本位ではこちらが上。