東日本大震災から干支が一回りの12年目を迎えた。
この日は勤務先で会議が2本あり、そのあとは用事がないので、年度末慰労の温泉旅第四弾に出た。
14時46分になった時は目的地近くを車で走行中だったため、いつもする黙祷ができなかった。
かくして、この日もすっかり”日常”の中に埋没した感がある。
宿についてテレビをつけると、年に一度の特集をやっている。
当事者でないと、日頃は忘れてしまうのは、致し方ない。
忘却は PTSDを抑制する適応反応だから。
ただ完全に忘れていいものではない。
だからこそ、こうして年に一度は思い出す(思いを馳せる)日を設けるのだ。
それは心の中の記憶を活性化させること。
ある人の魂とは、残された他の人々の心(記憶)の中に在る、というアフリカの言い伝えが好きだ。
その人を思い出すことは、その人の魂を活性化することになる。
それをスピリチュアル(システム4)的に表現すれば、”念のエネルギー”の供給である。
せめて、年に一度はこの震災を思い出し、受け止め直したい。