今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

サイキック・パワー講座4:気の循環でチャクラを開く

2021年04月27日 | パワー・スピリチュアル

前回の講座3で気の交流ができたら、気を循環させてみよう。

気は体内で循環する(巡らす)ことが重要なのは、中国医学の基本。
病い(不調)の多くは、気の循環が悪いこと(気滞)による。
循環だけなら、外部との気の交流しなくても可能。

しかもそうすることで、気の枠を超えたパワーが開花する(かも)。

まずは気(内気)を動かすことから始めるわけだが、それは講座2で、腕から手に気を動かしたように、簡単にできる。
気を動かすのは、システム2の思念を使えばいいのだ。
「その気になる」ことが重要。

外気と交流する(外気を取り入れる)のも、この「気を動かす」の延長でいい。
以下は、気功のエクササイズそのものとなるので、イラスト入りの成書にあたるとよい。


まず、取り入れる外気は、樹木と同じく、天の気と地の気。
天の気は、百会(頭頂の経穴)に意識を持っていき、そこから内気を噴水のように噴出し、天からの外気をシャワーのように浴びるイメージをする(イメージ表象もシステム2の作動)。

一方、地の気は、足の裏の湧泉に意識を持っていき、そこから内気が地下に噴出し、地底から真っ赤な地のエネルギーが足の裏に入りこみ、さらに脚部を上昇して体幹に昇ってくるとイメージする※。
※:これに似たエクササイズは「グラウンディング」といって、気功とは無縁の西洋でも基本とされる(『サイキック・バイブル』)。


実は体幹での気の循環が重要。
気功の「小周天」という方法で、体幹の前後の正中線に沿って気を巡らすのである。
気を熱い赤い球に見立てて、それが正中線に沿ってゆっくり上がっていくのを身体の内部感覚を伴って想像する。
まず会陰(体幹の真下部)を出発点とし、肛門・尾骨→腰椎→胸椎→頚椎から後頭部を通って百会に達する。
ここで先ほどの気の出し入れをしてもよい。
そして次に前頭部に向い→眉間→鼻・口に達する。
そしてそこから咽喉→胸骨→鳩尾→丹田→会陰と一周する。
経絡では、会陰から百会を通って口までを督脈、口から会陰までを任脈という。
この2つは、手足を通る既存の12経絡とは別で、その存在を認めない流派もある。
つまり小周天とは督脈→任脈を周回することである※。
※:ちなみにこのルートは男性用で、女性は逆方法で任脈から上がって督脈に下るというが、それは陰陽論の形式的理屈で、自分に合った方法でいいようだ。


実はこの小周天の気の移動によって、体幹にある七つのチャクラが刺激される。
それで、ここから先は中国の気の理論ではなく、インドのヨーガ理論※になる。
※:これについては、主に本山博氏の著作を参考。
気の理論では、体幹正中線の経穴を巡っているにすぎないが、その体表の経穴の奥にチャクラという、生命エネルギー(プラーナ)の変換点があるという。
面白いことに、気の移動もチャクラの刺激も、意識(システム2)がその部位に集中することで達する。

そして、これらのチャクラを開くことがサイキック・パワーの開花につながる。
もっとも基本となるのが、会陰のムーラダーラ・チャクラで、ここからクンダリニーという強い根源的エネルギー※が出るという。
※:クンダリニーのコントロールを誤るとたいへんな苦しみにあうことが、その体験者ゴービ・クリシュナが『クンダリニー』という本で示している。ただしクンダリニーに対応する気の概念はない。あえていえば、本来は下にあるべき陰の気が逆上した状態(気逆)か。

また眉間の中央部は経穴としては印堂という頭痛・眩暈のツボにすぎないが、ここはアジナ・チャクラといって、第三の目とも言われる部位(仏様の白毫の位置)で、最初に開くべきチャクラだという。
それによってさまざまなサイキック・パワーが開花するという。
私はここのチャクラが好きで、小周天
の時もここはゆっくり入念に気を入れる。
すると眉間の中央部がピンポイントでビンビンとしびれるような感覚となり、眉間の内側から何かががうごめく感じがしてくる(いつの日か、第三の目が出てくるかも)
ここは脳で言えば前頭前野の最前部で、進化的に最新の、今後も進化する部位である。
もちろん頭頂部(百会)の上にあるサハスラーラ・チャクラも重要。

面白いことに、チャクラの位置は内分泌線に対応しているという(アジナ・チャクラは内分泌線の中枢である脳下垂体に対応)。
チャクラの活性化は、システム0(精神神経免疫学的機能)にも影響を与えるわけだ。
これらのチャクラを活性化することで、自身の体にオーラが見えるようになる。

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