昔から、自民党が勝つとガッカリ感におそわれていた。
せっかくの選挙なのに何も変わらないというガッカリ感。
ただし、これは”面白くない”というレベルのガッカリ感なので深刻ではない。
逆に自民が負けて、野党連合が勝ったら、ワクワクするより不安に陥っていたろう(参院のしかも半分だからたいした影響はないが)。
実は、深刻にガッカリしているのは、今の野党連合で政権交代をねらっている野党(旧民主党の面々)が大手を振っている点。
「反自民」を叫ぶだけの無思考ではダメだということがわかっていない(ルサンチマンだけを根拠にする政党などいらない)。
反自民でしかない「リベラル」ではなく、自民支持者(祖国を愛する保守)を奪い取る”超自民”でなくては、絶対政権を取れない(まかせられない)。
自民に変わる政権担当能力(とりわけ経済と外交)のあるまともな(自民にない発想の新鮮さ、清潔さをもつ)政党を期待しているのに(14日の記事の通り、意地でも自民には入れなかった)、
今さら、万年第一野党の旧社会党の再生など無意味なのに、
自民党以上に、野党に期待できないことが、(日本の政治にとって)一番深刻なガッカリなのだ。