放射線がなかなか減らない所は、
漫然と座していないで、放射線被曝を積極的に避ける方法を実行しよう。
線種別に対策を紹介する。
①γ線
空気中に飛び回るγ線を防ぐ事はできない(防護服も貫通する)。
だから空気中のγ線測定が最優先されるのだ。
唯一の対策は屋内退避のみ。
ただ今やその線源は遠い原発というより、足元の地面である(なのでなおさら屋内退避が効果的)。
地面の除染をすれば、屋外での被曝を減らすことができるはず。
土の除染法はすでにマスコミでも紹介されている。
ただ、ヒマワリやゼオライトを使った”吸収”による方法は、セシウムの凝縮的移動にすぎないので、
最後に”廃棄物処理”の問題が発生する(これが原発問題の本質)。
これは個人では解決できないので、自治体ひいては国が責任をもって管理・指示すべき。
そうしないと不法投棄が横行し、再拡散されてしまう。
そのためには、動いてくれそうな人が総理でないと…。
土より値が高い舗装路面(毎日通る)の除染をどうするかが問題。
台風くずれの大雨でも洗浄効果がないようなので、まずはブラシなどを使って力強く洗ってみてはどうか
(これも希釈的”移動”にすぎないが)。
それ以外の有効な除染法を皆で考えたい。
マスコミは今ごろプールの問題を扱っているが、このブログではその議論はとうに終わっている。
ブログのコメントを通して、住民の問題意識が最も進んでいるのを痛感する。
それを議論していきたい。
②β線
私の計器も他の計器もともに正確ならば、その差はγ線以外の放射線量による。
地表が空気中よりぐんと高くなるのは、新たにβ線が計測されるためでもある
(ヨウ素とセシウム類はγ線のほかにβ線を出す)。
β線は直接触れることで被曝する(今回の事故でも建屋での被曝例あり)。
なので、地表からのβ線は履物を履いている限り問題ない。
地表から空気中にも飛ぶが、衣服レベルで防げる。
この夏、安心してスーパークールビズを謳歌したいなら、
まずは足元の放射性物質を減らそう。
値の高い所の地表には素手で触れない方がいい。触れた場合は手を洗う。
③α線
α線は上の放射線より10倍も破壊力がある。
ただし飛ぶ力がないので、体内に吸収しない限り問題ない。
空気中には飛ばないと思うので、線源がある密閉空間でない限り吸入の心配はない。
ちなみに石造りの家に住む欧米では、室内の石壁から出るラドンガス吸入による肺内でのα線被曝の問題が発生しており、
それをチェックするための室内用ラドン測定器(アメリカ製)を私も購入している
(日本は核アレルギーと安全神話が同居しているためか、民生用の放射線測定器がない。
それどころか多機能気象計すらない!)。
もっとも日本の家屋ではラドンガスの心配はなく、私も別の目的。
ちなみに東京宅のラドン濃度はたった 20ベクレル/m3(世界平均は46)。
あとは経口摂取だが、地表に触れた手で、そのまま口元を触ったりしないこと。
④内部被曝を事後的に減らす方法
半減期30年のセシウム137は、体内では、排出もされるので実質半減期は90日ほどだという。
ただ足下に線源があれば、なにかの拍子に内部に取り入れるおそれもある(γ線はずっと浴び続けているし)。
積極的に減らしたいなら、有効性は確認できないが、ゼオライトの溶液を経口摂取すると、尿中からより多く排出されるという。
あちこち放射線を測りに行き、最高200μSv/hを左手に浴びた私も、
一応、「ゼトックス」という製品を購入して、
飲料を飲む前に口内にスプレーしている。
漫然と座していないで、放射線被曝を積極的に避ける方法を実行しよう。
線種別に対策を紹介する。
①γ線
空気中に飛び回るγ線を防ぐ事はできない(防護服も貫通する)。
だから空気中のγ線測定が最優先されるのだ。
唯一の対策は屋内退避のみ。
ただ今やその線源は遠い原発というより、足元の地面である(なのでなおさら屋内退避が効果的)。
地面の除染をすれば、屋外での被曝を減らすことができるはず。
土の除染法はすでにマスコミでも紹介されている。
ただ、ヒマワリやゼオライトを使った”吸収”による方法は、セシウムの凝縮的移動にすぎないので、
最後に”廃棄物処理”の問題が発生する(これが原発問題の本質)。
これは個人では解決できないので、自治体ひいては国が責任をもって管理・指示すべき。
そうしないと不法投棄が横行し、再拡散されてしまう。
そのためには、動いてくれそうな人が総理でないと…。
土より値が高い舗装路面(毎日通る)の除染をどうするかが問題。
台風くずれの大雨でも洗浄効果がないようなので、まずはブラシなどを使って力強く洗ってみてはどうか
(これも希釈的”移動”にすぎないが)。
それ以外の有効な除染法を皆で考えたい。
マスコミは今ごろプールの問題を扱っているが、このブログではその議論はとうに終わっている。
ブログのコメントを通して、住民の問題意識が最も進んでいるのを痛感する。
それを議論していきたい。
②β線
私の計器も他の計器もともに正確ならば、その差はγ線以外の放射線量による。
地表が空気中よりぐんと高くなるのは、新たにβ線が計測されるためでもある
(ヨウ素とセシウム類はγ線のほかにβ線を出す)。
β線は直接触れることで被曝する(今回の事故でも建屋での被曝例あり)。
なので、地表からのβ線は履物を履いている限り問題ない。
地表から空気中にも飛ぶが、衣服レベルで防げる。
この夏、安心してスーパークールビズを謳歌したいなら、
まずは足元の放射性物質を減らそう。
値の高い所の地表には素手で触れない方がいい。触れた場合は手を洗う。
③α線
α線は上の放射線より10倍も破壊力がある。
ただし飛ぶ力がないので、体内に吸収しない限り問題ない。
空気中には飛ばないと思うので、線源がある密閉空間でない限り吸入の心配はない。
ちなみに石造りの家に住む欧米では、室内の石壁から出るラドンガス吸入による肺内でのα線被曝の問題が発生しており、
それをチェックするための室内用ラドン測定器(アメリカ製)を私も購入している
(日本は核アレルギーと安全神話が同居しているためか、民生用の放射線測定器がない。
それどころか多機能気象計すらない!)。
もっとも日本の家屋ではラドンガスの心配はなく、私も別の目的。
ちなみに東京宅のラドン濃度はたった 20ベクレル/m3(世界平均は46)。
あとは経口摂取だが、地表に触れた手で、そのまま口元を触ったりしないこと。
④内部被曝を事後的に減らす方法
半減期30年のセシウム137は、体内では、排出もされるので実質半減期は90日ほどだという。
ただ足下に線源があれば、なにかの拍子に内部に取り入れるおそれもある(γ線はずっと浴び続けているし)。
積極的に減らしたいなら、有効性は確認できないが、ゼオライトの溶液を経口摂取すると、尿中からより多く排出されるという。
あちこち放射線を測りに行き、最高200μSv/hを左手に浴びた私も、
一応、「ゼトックス」という製品を購入して、
飲料を飲む前に口内にスプレーしている。