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枕元の本棚 津村記久子

大好きな作家の書評集。作者の勧める本が何十冊も紹介されているが、そのうちで読んだことがあったのは1冊だけだったというのも少し意外だったが、それ以上に驚いたのが、どれもこれも非常に面白そうですぐにでも買って読んでみたいと思ったことだ。そうなってしまう可能性としては、①著者が沢山本を読んでいてその中から面白い本を厳選してくれている、②それほど沢山本を読んでいるわけではないが著者に面白い本を読む前に察知する能力が備わっている、③著者が紹介するとどんな本も面白く思えてしまう、この3つくらいが考えられる。普通ならば①なのだろうと思うところだが、紹介される本がどれもこれも面白そうなので、もしかしたら③なのではないかと思ったりした。紹介された本をすぐに全部読むことは時間的に無理だが、少しずつでも読んでいきたいと強く思った。
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