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教養として学んでおきたいビートルズ 里中哲彦

題名通り、ビートルズに関するあれこれを、ビートルズ誕生までの経緯、4人の個性、関わったメンバー以外の人々、ビートルズの音楽シーンでの足跡という4つの視点から分かりやすく解説してくれる一冊。自分自身、ビートルズのレコードは全部買って聴いていたしビートルズに関する情報は折に触れて色々な媒体で見聞きしてきたので、取り立ててびっくりするような話は出てこないが、それでも改めてまとまった形で読むと色々な発見がある。また、ビートルズが誕生したリバプールという町の特殊性、エルビスプレスリーの兵役入隊を始めとするロック界の真空状態という状況でのビートルズの躍進、、ビートルズという名前の由来などは初めて知ることができてとても面白かった。今の若い人たちがビートルズをどのように聴いてどのように感じているのか、その辺りをもっと知りたくなった。(「教養として学んでおきたいビートルズ」 里中哲彦、マイナビ新書)
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