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コロナ後の世界 大野和基編
世界中で読まれた本を執筆した知識人に「コロナ後の世界」について聞いた内容を集めた一冊。世界経済の行く末、AI
の将来、人間のキャリア形成のあり方、世界的企業の勢力図の変化など、それぞれの知識人が自分の分野に引き寄せてコロナ禍の影響を語る。通読した限りでは、コロナ禍を単に自分の未来予想図の補完材料のように捉えて自説を語るだけの内容だったり、コロナ禍が思いもしなかった変化をもたらすと自説を素直に見つめ直したりと、一編一編は玉石混淆のように思える。中でも面白かったのが、コロナ禍によって改めてその危険性を浮き彫りにした「規制のないAI」開発への憂慮、コロナ禍によるGAFA を中心とした世界的企業の勢力図の変化についての意見の2つ。世界はもうそんなことになっていたんだという驚きの内容だった。(「コロナ後の世界」 大野和基編、文春新書)
の将来、人間のキャリア形成のあり方、世界的企業の勢力図の変化など、それぞれの知識人が自分の分野に引き寄せてコロナ禍の影響を語る。通読した限りでは、コロナ禍を単に自分の未来予想図の補完材料のように捉えて自説を語るだけの内容だったり、コロナ禍が思いもしなかった変化をもたらすと自説を素直に見つめ直したりと、一編一編は玉石混淆のように思える。中でも面白かったのが、コロナ禍によって改めてその危険性を浮き彫りにした「規制のないAI」開発への憂慮、コロナ禍によるGAFA を中心とした世界的企業の勢力図の変化についての意見の2つ。世界はもうそんなことになっていたんだという驚きの内容だった。(「コロナ後の世界」 大野和基編、文春新書)
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