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英国ロックダウン100日日記 入江敦彦

ロンドン在住日本人によるコロナでロックダウンになったロンドンでの暮らしを綴った一冊。記述の半分くらいがその日の食事のメニューの紹介というたわいのない内容だが、それがかえってロックダウン下のロンドンのありのままの状況を伝えてくれていて面白い。著者が関西人なので時々関西弁になってしまうのと、著者がいわゆるゲイということでその辺りの記述が散見されてそちらの方が気になってしまうという難点はあるが、総じて当時のロンドンの様子や外から見た日本のことが分かるので、コロナ禍という状況を多角的に理解するのに役立つ内容だった。(「英国ロックダウン100日日記」 入江敦彦、本の雑誌社)
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