春の山里

2009-04-05 23:22:02 | 自転車
今日は天気が良くなると言う予報だったので、久しぶりに自転車で山里を訪れようと考えました。
自転車は随分久しぶりに乗るので、あまり走ることに力は使わず、写真を撮りつつのんびり走れればいいな。
朝早くに出て、一日山の中に居よう。

出発する時は曇り空。昨日の雨の名残が色濃く残ってます。
天気予報では晴れ晴れマークだったのに、少し回復が遅れているのかな?
山へ向かう途中の桜咲く遊歩道には巨大なブルーシートが敷かれ、場所取りしてあります。
街中の桜は7、8分咲きくらい。
今日は暖かいそうなので、きっと盛り上がることでしょう。

山への坂道に差し掛かった所で、いつもは鎖で塞がれた脇道に軽トラックの集団が登っていきます。
山仕事でもあるのでしょうか。
奥に桜が見えたので、私も入らせてもらいました。
桜は高木が多く、道の上を覆って桜のトンネルを作っています。
昨日の雨を含んだ枝に小鳥が止まるたび、雫が降って来ます。
桜も道端の草花も水滴を付けて、魅力的です。
例によって2時間も撮影して廻ってしまいました。
後ろに写真を載せときます。

さて、再び出発。
昨日までの寒さはまったく感じません。
いつもの2/3位のスピードで、景色を眺めつつ、春の風を感じつつ、ゆっくりゆっくり上って行きます。
他のサイクリストも出てきていて、たくさんのロードバイクとすれ違い、抜き去られました。
みんなレーパンにヘルメットにサングラスとかっちょいいですね。
私はテニスのウォーミングアップジャケットで、自転車に乗る格好としてはダサダサです。
ま、私の愛車はミニベロなので、これ位でいいでしょう。

だいぶ高度を上げたところで、5分咲きの桜が雲のようにたなびいて見える場所があったので、また寄り道。
お昼を前に、雲も薄くなり、日が射してきました。
放置された畑に咲く野草を背景に桜を置いて撮って見るけどうまく行かない。
うーん、難しい。
また別の機会に挑戦しよう。

農家の車庫前を通ると、家族総出で種もみを苗床に蒔く作業にいそしんでいました。
田んぼをトラクターで耕したり、種まき、苗植えに向けた準備をする姿がそこここに見られ、農作業も本格的に始動しているようです。
整然と並ぶ早苗に、水を張った田んぼが見られるのももうすぐです。
冬枯れしていた落葉広葉樹も芽を出し、赤茶色のふうわりとした装いを見せてくれるようになりました。
ぼんやりと晴れ、農家の庭には春の花、田んぼは幼い雑草に覆われ、桜の白・ピンクが点在し、どこを見ても「春」という眺めです。
うーん、気持ちよし。


眠くなってきました。
続きは後日。