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靭の続き

2011-07-07 00:09:55 | テニス
たどり着いた靫テニスセンターでは、予想通りジュニアの大会が開催されてました。
どこのどんなレベルの大会かは不明。
中学生くらいの子達が、熱戦を繰り広げてました。

子ども達がレベルの高いゲームをしてても驚かなくなって久しいです。
シューゾーが頑張ってるのか、テニス協会が頑張っているのか、幼い頃からラケットを握り、正しい指導を受けて高度な技術を身に付けたプレーヤーが多くなって来ましたね。
テニススクールでも午後はジュニアのレッスンが、がっちり時間を押さえてますし。
部活動で中高からテニスを始めるのがほとんどだった頃からすれば、日本のテニス選手事情はとても明るくなって来ていると、見ていて思います。
にしこりくんや伊達さんに続き、世界で活躍する選手が続々と出て来てくれる事を願います。

さて、ベンチに座ってお弁当を開け、食事しつつ観戦開始。
目の前のコートは男子シングルスが終わったところ。
8ゲームズプロセットのよう。
次の試合の選手が入って来ました。
次も男子シングルス。
一人は体格良く、高学年。
対するは体の線がまだ細い低学年の選手。

試合が始まって、3ゲームを高学年が簡単に取ってしまいました。
さすがにボールの威力が違い、小さい方はなんとか返しても、ふんわりと浅いボールになるので、高学年にフォアに回り込まれ、遠い方のコート隅に叩き込まれてました。
小さい方はそんな逆サイドのボールにも食らい付き、なんとか返そうとしますが、今一歩届きません。
しかしうまいこと角にボールコントロールできるものです。
他のショットと比較しても出色です。
これってもしかして出来すぎなのかも。

第4ゲーム、小さい方は相手ショットの威力にも慣れ、勢いのある深いボールを返せるようになってきました。
届かなかったボールも返球の割合が増加。
高学年はまだ押していた方だったのに、それに対応しようとボールスピードをさらに上げようとしちゃったみたい。
さっきまで面白いように決まっていたウィニングショットが入らなくなってしまいました。
甘く決めに行くと返されるので、厳しく狙いすぎアウトボール多発。
イライラしてきています。
結局ジュースで粘られ、小さいほうがゲーム奪取。
3-1です。

さあ、この後どうなるんでしょうね・・、というところでお昼休み終了。
帰る時間になってしまいました。
後ろ髪を引かれつつ、ベンチを立ちました。
いやあ、示唆に富んでますね。
面白いですねぇ。
勉強させてもらいました。