岩瀬の街並み

2017-11-09 22:21:41 |  ふぉと おぶ えっちゅう
運河から5分も歩けば旧北国街道沿いの通りに到着。
昔は廻船問屋が軒を並べていたそうである。
数は少ないが、古い屋敷を見ることができた。
黒く時を経た木造りの壁とすだれのような出格子が特徴的だ。

<通りの北側を入ったところ>


土蔵も幾つかあり、そのひとつはお酒屋さんになっていた。
これは入ってみねばと思わせる入口。
でも入ったら、なにか買ってしまいそうだ。
今日はまだ一日長いのに、重い荷物が増えるぞ。

<通りの南側を出る手前>


結局誘惑に勝てず扉を開けることに。
高い天井に広々とした空間の広がる店内。
中央のテーブルに商品が並んでいた。
物色していたらお店の人が、購入されるならセラーの中のをどうぞ、と言う。
左手にガラス張りで中が見えるセラーがあって気になっていたのだが、自由に入っていいようだ。

<横縞な出格子>


セラーの中は温度管理されていてひんやり。
最適な保管環境に日本酒とワインがズラリ。
壮観だった。
日本酒は満寿泉という銘柄のお酒がほとんど。
知らなかったが、富山のまさにこの岩瀬のお酒だそうだ。
「まんじゅせん」と読むのかと思ったら、「ますいずみ」だった。

<庇上の看板>


その満寿泉、なんと何年も前に造られた箱入り四合瓶に、ウン万円の値がついて沢山並んでいた。
へえ、ワインみたいだ。
熟成に耐え得る日本酒だということか。
そんなのは手がでないので、も少しお手頃なやつを、と商品説明を読みつつ吟味。
酒質は淡麗ではなく豊醇系のようだ。
おお、私好み。
なら少し高くてもいいかと3000円もする「全麹」という奴を選択。
レジに持っていった。

<桝田酒造店>


ああっ、やっぱり買ってしまった。



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