さらに上って行くと登山道の雪が締まってきた。
足音がキックステップするドッカドッカという音に変わる。
愛宕神社まで15分の看板があった。
登山道は階段状によく整備され、足を下ろす場所はほぼほぼ平らなのでこのままアイゼン無しでも行けそうだが、折角持ってきたので装着することにした。
やっぱりアイゼンの威力はすごい。
それまで最大限足元に向いていた注意は不要になり、歩きながら景色を眺める余裕が生まれた。
程なく愛宕神社の本殿への石段下に到着。
稜線を越えたからか、それまで感じなかった風が吹いていた。
うわっ、冷たい。
これまで快適だったのはやはり風が無かったからなのだな。
石段を登り、愛宕神社にお詣りした。
今回はきちんと自家の火伏せをお祈り。
お詣り後、外に出ると風はまた止んでいた。
積雪に冷やされた空気中の水分が姿を現し、地面付近が靄って幻想的だ。
しばし眺める。
さて昼食。
先ほどの石段下に大きな東屋があり、その中で食べることになった。
ここなら風も雪も避けられる。
かいた汗の冷えもまったく気にならない。
高機能下着の威力でもあるのだろうか。
助かった。
そして驚いたのは登山者が非常に多かった事。
食事していたら入口から見える参道を次々に通り過ぎ、東屋にも入ってくる。
朝、登山口で我々以外にも登山者がいたので意外に思ったが、人数はその時の比ではない。
冬でも登る人の多い人気の山なんだ。
昼食は同行の方が持ってきたバーナーを使って暖かいものとなった。
カップラーメンとおでんにホットコーヒー。
とても暖まった。
携帯バーナー、いいなぁ。
他のどのパーティーもバーナーを使って暖かい昼食としていた。
寒い場所で暖かい食べ物を食べる。
最高の贅沢の一つだ。
持ってたいないので購入を検討したくなった。
食事後、下山開始。
さっきはあんなにたくさんいたのに、歩いてる時は遭遇する他の登山者は少ない。
みんな我々が上ってきた月輪寺の方に下って行ったのだろうか。
静かな山行きを楽しみたいなら今回のルート選択が良いようだ。
しかも表参道は傾斜が緩く下る膝に優しい。
下山後の脚の疲れも前回より軽かった様に思う。
雪が薄くなりアイゼンが石を踏むカリカリという音がしてきたので、水尾への分岐にあるベンチでアイゼンを外した。
下るに従い雪は消え、また普通の登山道へと戻って行った。
登り終えて、雪山もなかなかいいではないかと認識を新たにした。
食わず嫌いと言う奴だったか。
まあ今回は幸運な登山条件だったからなのかもしれない。
風がなく、下界の気温が高い日だった。
自分の持つ温度計が狂っていなければ、山頂にいた時の気温は0℃を下回らなかったはずだ。
足元の不安は岩場とかが無ければアイゼンで解消できる事が分かった。
もっとガリガリに凍りついている事を想像していた。
寒くない日を狙って、冬も「雪のある」山に登るようになるかもしれない。
足音がキックステップするドッカドッカという音に変わる。
愛宕神社まで15分の看板があった。
登山道は階段状によく整備され、足を下ろす場所はほぼほぼ平らなのでこのままアイゼン無しでも行けそうだが、折角持ってきたので装着することにした。
やっぱりアイゼンの威力はすごい。
それまで最大限足元に向いていた注意は不要になり、歩きながら景色を眺める余裕が生まれた。
程なく愛宕神社の本殿への石段下に到着。
稜線を越えたからか、それまで感じなかった風が吹いていた。
うわっ、冷たい。
これまで快適だったのはやはり風が無かったからなのだな。
石段を登り、愛宕神社にお詣りした。
今回はきちんと自家の火伏せをお祈り。
お詣り後、外に出ると風はまた止んでいた。
積雪に冷やされた空気中の水分が姿を現し、地面付近が靄って幻想的だ。
しばし眺める。
さて昼食。
先ほどの石段下に大きな東屋があり、その中で食べることになった。
ここなら風も雪も避けられる。
かいた汗の冷えもまったく気にならない。
高機能下着の威力でもあるのだろうか。
助かった。
そして驚いたのは登山者が非常に多かった事。
食事していたら入口から見える参道を次々に通り過ぎ、東屋にも入ってくる。
朝、登山口で我々以外にも登山者がいたので意外に思ったが、人数はその時の比ではない。
冬でも登る人の多い人気の山なんだ。
昼食は同行の方が持ってきたバーナーを使って暖かいものとなった。
カップラーメンとおでんにホットコーヒー。
とても暖まった。
携帯バーナー、いいなぁ。
他のどのパーティーもバーナーを使って暖かい昼食としていた。
寒い場所で暖かい食べ物を食べる。
最高の贅沢の一つだ。
持ってたいないので購入を検討したくなった。
食事後、下山開始。
さっきはあんなにたくさんいたのに、歩いてる時は遭遇する他の登山者は少ない。
みんな我々が上ってきた月輪寺の方に下って行ったのだろうか。
静かな山行きを楽しみたいなら今回のルート選択が良いようだ。
しかも表参道は傾斜が緩く下る膝に優しい。
下山後の脚の疲れも前回より軽かった様に思う。
雪が薄くなりアイゼンが石を踏むカリカリという音がしてきたので、水尾への分岐にあるベンチでアイゼンを外した。
下るに従い雪は消え、また普通の登山道へと戻って行った。
登り終えて、雪山もなかなかいいではないかと認識を新たにした。
食わず嫌いと言う奴だったか。
まあ今回は幸運な登山条件だったからなのかもしれない。
風がなく、下界の気温が高い日だった。
自分の持つ温度計が狂っていなければ、山頂にいた時の気温は0℃を下回らなかったはずだ。
足元の不安は岩場とかが無ければアイゼンで解消できる事が分かった。
もっとガリガリに凍りついている事を想像していた。
寒くない日を狙って、冬も「雪のある」山に登るようになるかもしれない。
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