本栖湖一周

2011-08-19 23:59:34 |  分割取得夏休み
本栖湖畔のたびばな、その1

さて、夏休みは3日目。
ようやく自転車に乗れる日がやって来ました。
実は旅行前は、箱根の観光目的地間の移動を自転車で行おうとか、山中湖ライブの前に花の都公園まで走り、そのまま自転車でライブ会場に乗り付けようとか、時間的に実現性乏しい計画を立ててました。
初日は到底そんな時間は取れず、2日目は雨の確率が高いから止めにし(正解)、3日目を迎えた訳です。

ところが前日のライブで踊った疲れが体に残り、朝は宿でぐずぐずとし、出発が遅くなってしまいました。
疲れてるし、自転車はもう乗らなくてもいいか、なんて話してたのですが(なんてことだ)、せっかく持ってきたのだから少しくらい乗ろうと、目をつけていた本栖湖へ向かいました。
お天気も良く、予報では昨日より午後の降水確率は10%も低い。
雨に降られるとは思いもしませんでした。

本栖湖に到着したのはお昼の12時。
当初予定の2時間遅れです。
帰るのが遅くなってしまいますが、やってきてしまったらもう後は勢いです。
自転車を下して漕ぎ出しました。

本栖湖は一周15kmくらい。
2車線の国道300号と1車線の県道709号が湖の周りを取り巻いていて、湖畔を一周できます。
国道139号から国道300号に入り、土産物屋の駐車場をやり過ごして、その向こうの無料駐車場に車を止めたので、湖の東側から出発です。

時計と反対周りにまず国道を走ります。
歩く人などいない歩道があるのでその上を、すぐ脇から広がる林を横目に、ゆるゆると下っていきます。
いやー、自転車で走ると同じ山中の道でも、車で走るのとその解放感が違いますね。
その時は晴れて日の差す暑い道路上でしたが、吹き抜けていく風が全身をなで、サドルとペダルの上に身一つ浮いて、空中を進んでいる浮遊感すら感じられました。
やっぱり自転車はいいなあ。
疲れに負けず走り出してよかった。

トンネルを潜ると歩道はなくなり、左に本栖湖を見下ろしつつ車道を走ります。
トンネル出口から15分も走ると県道への分かれ道に辿りつきます。
ここからの富士山の写真が今の千円札に使われているらしい。
青空が出てはいましたが、残念ながら富士山は雲の中でした。

微妙な雲でしょ。
雨を降らすんですよ、これが。


続く…。


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