雨の男木島

2019-01-23 06:38:10 |  2018-2019瀬戸内逍遥
雨である。
冬の雨。
濡れると冷たくて、最低な気分にさせる。
こんな天気なのによく出かける気になったものだ。
瀬戸内逍遥、次の訪島先は高松に戻って男木島にした。

<雨天下>


冬のオフシーズン、しかも雨。
男木島へ向かうフェリー「めおん2」の乗客は20人ほど。
昨年秋に女木島へ行くのに乗った時、たくさんいた釣り人もいない。
乗客の半分が女木島で降り、ますますガランとなった。

<独り占め>


男木島の港には乗ってきたフェリーの一号船である「めおん」が繋留されていた。
女木島へ行った時の記事で、船の名前を「めおん号」と書いたが、正しくは「めおん2号」だったようだ。
「号」は、いらんかったか。

<手前が「めおん」、奥が「めおん2」>


下船した乗客の中に私以外の観光客はいたのかどうか。
港に戻って来るまで地元の人以外の観光客に会わなかった。
シーズンオフは開いてる各種施設が限定されるが、今いるその場所を自分一人のモノにできるのがいい。
瀬戸内芸術祭のアート作品は、屋内展示作品が全てお休みだったので、昔から島にある観光先を観賞することにした。

<廃屋だろうか>


・豊玉姫神社
・男木島灯台
・タンク岩とジイの穴
この三つが対象。

<坂の上へ>


これに集落内の路地も鑑賞対象に加わった。
狭い道がくねくねと家の間を縫い、斜面にあるので高低差も加わり、どの道も歩いていて楽しい。
小さな交差点がやってくると曲がり角の向こうの道が覗ける。
やはり同じような、でも違う表情の道が伸びていて足が止まる。

<屋外作品と>


しかも雨だからうら寂しい情緖感が加わる。
濡れた石壁や建物は晴れてる時とは表情が違う。
聞こえるのは傘に落ちる雨の音だけ。
幸いにして雨は小降りで、風がほとんどないので寒くもない。
傘が鬱陶しいのを除けば、こんなのもいいなあ。

<路地>


上記観光先の記事はまた別途。



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