yopikoの、たなばた日記

フクロウグッズ・書・風景・植物や日々の出来事など、写真で気ままに綴っています♪

玉川上水に親しむ会・第257回例会~武蔵砂川周辺の地形を探る~①

2018-06-12 08:13:43 | 「玉川上水に親しむ会」&水辺探索

玉川上水に親しむ会・第257回例会は6月9日(土)に開催されました。

今回は、「~武蔵砂川周辺の地形を探る~『玉川上水と立川断層 / 残堀川の係り』&柴崎分水を辿る」という内容です。

武蔵砂川駅集合

皆さんとてもお元気で、朝から笑顔いっぱいです。

最初に駅から北へ進み、立川断層の高低差を見ながら歩きます。
立川断層は、1974年に存在が明らかになった活断層で、青梅市の小曾木辺りから箱根ヶ崎、三ツ木、砂川、
立川市の市街地を抜け、「くにたち郷土館」の東へと、北西から南西に延びています。
高低差は極小から10メートルとまちまち、平均活動間隔は1万~1万五千年程度で、5000年に一度程度の割合で大きく動くと推定されています。

畑の中に、残堀川の旧水路跡の看板を発見。(下見の時は気が付かず・・・)
かつての残堀川は、狭山丘陵の沢の水を集めて、立川断層の西側の低いところを「みず道」として流れ、
流路は浅い皿のような形状でした。

この辺りは低くなっています。

西武線の下をくぐって、南へ進み、玉川上水へ出て、見影橋から左岸を下流方向へ

水路が大きく湾曲している場所。
東方向から南東方向へ、立川断層に沿ってカーブしています。

蛇に遭遇・・・人間もビックリですが、蛇もかなり驚いたようで、フェンスの下をくぐって玉川上水の縁に行ってしまいました。
この時期は蛇を見る事が多いそうです~

ここで記念撮影。

金比羅橋の上から上流側、旧砂川水衛所跡を見ます。
砂川水衛所は、明治27年(1894)から昭和38年(1963)3月まで上水の管理を行っていました。
作業橋は現在も残っています。

右岸へ渡り、金比羅山へ向かいます。

2015年の例会ではこの山のてっぺんまで行きましたが、今回は私は下で待機。

金比羅山は、金比羅橋の右岸にある、高さ15~16mの築山。山頂に金比羅神社、富士浅間神社、中腹に秋葉神社が祀られています。
秋葉神社は火除け・水除けの神、金比羅さまは水運の神様です。
明治3年から2年ほど、玉川上水では通船されていたので、砂川家の巴河岸での船運の安全を祈願して祀ったのではないかとみられています。

中腹でもう一枚記念撮影。

玉川上水へ戻って、右岸を遡ります。見影橋公園で小休止。

見影橋を左岸へ渡り、新家橋から玉川上水から離れて北へ向かいます。
その手前に、

見事なスモークツリー

西武線を越えて、歩いて行くと、残堀川の助水堀跡があります。

フェンスで囲まれた堀の跡がありますが水は無し。
見事な紫陽花が迎えてくれました~

新しい道路。樹木がある丘は、日産村山工場のテストコース跡だそうです。
担当のSさんのお話では、以前は塀で囲まれて中が見えなかったそうですが、今は開放感ある場所が見えます~

残堀川へ出ます。

助水堀のフェンスに鮮やかな黄色のスカシユリが。

残堀川を辿ります~


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