ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

衆議院選挙について

2014年12月11日 | 日記

 衆議院選挙が行われる。12月2日公示、14日投票。

 どの政党、どの候補に投票するか。政党と候補者の「政策」を基に決めるしかない。しかし、各政党の求めるところの、将来の目標は、どの政党でもほとんど同じだと思う。豊かで、平和で、公正な世の中を築くということである。それをどう実現するのか、各政党は「政策」でしのぎを削るが、今回の争点では、有権者にとっても経済問題が特に悩ましい。多分各政党の政策は個々には正論なのだろうが、一貫した流れの中で見ると、噛み合ないところがあるし、実現が難しいところもある。

 そこで、一市民として、一言語りたいと思います。

 最初にアベノミクスの3本の矢について

  1本目:金融緩和(量的緩和)

  2本目:財政政策

 経済学を少しかじった者には、これらの経済政策は今現在、目立った成果は出ていない。そこが現実経済のむずかしいところ。これら2つの矢では不十分なのか、あるいは成果がでるまでに、まだ時間を要するのか。僕は両方である、と思う。学者でないのでデータに詳しくないが。

  3本目:成長戦略……

 成長戦略を云々するの前に、国の存亡にかかわる経済問題は、財政の健全をいかに図るかということだろう。経済を成長させ税収を増やす一方で、支出をおさる方法をどうするか、政策として引っかかるところである。そして、今回の選挙の大きな争点は、財政再建、社会保障費を巡っての、消費税問題だと思う。

 大きく言うと、

  ①消費税撤回、そして財政再建の財源は他に求めるべき。手段はいろいろある。

  ②施行賛成、そして軽減税率も考慮にいれる。

 僕自身は、掲げられた政策の「実現可能性と時間の効果」を基準に判断する。だが、とさらに考える。いずれにしても、経済成長が軌道に乗ることが大前提になる。成長戦略をいかにするか。 これは、政治の問題でもあり、我々の仕事の仕方、生活方法、経済活動(消費活動)からも影響するものだとも思う。

 以上、選挙前のつぶやき。

 とはいえ、今日現在(12月9日)、僕はまだ誰に投票するか決めていない。   12月9日 岩下賢治

 

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