ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

一病息災でいこう

2017年12月05日 | 日記

       我が家のキンカン、です。

 9月以来、長引いていた鼻風邪、原因はどうやら子供の時の蓄膿症が原因らしい。

 医師の説明によると、膿を取りきれなかった部分が、年月を経ることによって少しずつ悪化したとのこと。昔の蓄膿症手術には往々に起こるそうだ。この原因を突き止めるために、約3ヶ月かかった。

 風邪声と微熱、それに多少の頭痛、最初は軽い風邪の症状として行きつけの内科医に風邪薬を処方してもらったのだが、改善されず。医師を変えて、血液検査と頭部のレントゲンを撮った。しかし異常は認められず、抗生剤が処方された。

 だが、一向に改善されないので、鼻がおかしいのではないかと思い、耳鼻科に行った。そしてやっと原因が突き止められたのである。耳鼻科の専門医は過去の病歴(蓄膿症)から、その原因を推測したのだが、確認のためとCTスキャンを撮った。そして、もやもやとした影が出ているのが確認されたのである。

 薬を処方してもらい改善に向かっているが、悪化すれば再手術という。

 神経の塊である私たちの身体は、ほんのちょっとしたことでも過敏に反応する。鼻腔の奥にちょっと膿が溜まっただけでも、熱や頭痛に転化する。たいしたものだ。

 無病息災というのが、理想なのだろうが、私たちは皆どこかに不調を囲っている。そして、その些細な症状が実は人体という高性能のオーガニズムを守る注意信号なのだろう。無病ではなく、一病を持った人のほうがかえって丈夫だというのが、世の常らしいが、これも注意信号の発信がもたらす成果なのだ。

 私も子供の時の病気を背負って、一病息災でいくことになる。【彬】

 
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