畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

豊作に喜ぶスズメ(その2終わり)

2024-10-06 08:36:46 | 自然
 先日のニュースでは、スズメの急激な減少が報じられていた。
ともすれば、絶滅危惧種にさえなりかねない状況だとも。心配ですね。

 しばらく、稲穂をついばんでいたかと思うと、隣家の柿の木に。
雪国も屋根雪の自然落下方式を採用し、瓦屋根が減り、スズメも住みにくくなった。

 中国で、毛沢東の指導・命令の基にスズメを一斉駆除したことがあった。
その結果、害虫などの被害が増えて、凶作になったしまったのだったとか。
スズメの食害に、目くじらを立ててはいけないという事。スズメは害鳥ではなく、益鳥なのです。

 でも、雪国で暮らすスズメは本当に哀れです。
地表のすべてが白一色の雪に覆われたら、餌など探しようもないからです。

 これは、随分昔に撮ったスズメたちです。

 今は無くなってしまったけれども、家の裏にはマタタビの棚があった。
そこが、スズメたちの憩いの場で、落ち穂を拾って食べてはここで束の間の休息でした。
             (終わり)

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豊作に喜ぶスズメ

2024-10-05 04:53:54 | 自然
 我が家の裏の水田での光景です。
ほとんどの水田の稲刈りは終わったけれど、ここ一枚は残っています。

 そこへ喜んで集まるのがスズメたち。
豊年じゃ、万作じゃ♪とばかりに賑やかに、喜びの声で食べている。

 持ち主は特に慈善家でも無いでしょうが、稲刈りの遅れはどうしたのかな。
地主は魚野川を挟んで反対側の集落の男。中越地震対策で耕地が潰れた代替え地だとか。

 べったりとまでは行かないが、稲はかなり倒伏していますね。
完全に倒伏すると、雨の降り具合によっては発芽してしまう事さえあるらしい。

 食事を終えたスズメたちは隣家の立ち木に群がります。
米の話ですが、我が家と娘家族は、私の従弟が作るコメが供給源です。
 彼は、一反歩当たり7俵半ほどの収穫を目指し、その通りになっているという。
肥料の施し方で、もっと採ることも出来るが、そうすると不味くなったり倒伏するという。
 そして、何カ所もの水田を所有したり、委託も受けて何町歩もの耕作をしている。
水田の場所によって、土質・日当たりが違い、味に微妙な違いが出るのだという。
もちろん、従弟である我が家には最も美味しくて、ネオニコチノイド系農薬不使用の魚沼コシヒカリが届くのです。
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群れ飛ぶアキアカネ

2024-10-02 04:26:46 | 自然
 畑仕事のサツマイモ掘りも、順調に進み半分掘り終えて一段落でした。
連日のサツマイモ掘りで疲れたことと、置き場所も窮屈になり一休みの一日。
 思いついて、夫婦二人暮らしの同級生をサツマイモ掘りに誘いました。
進呈する分だけを掘り、後は風景を見せて楽しもうと考えてのことです。

 ところが、この日は二人を歓迎するかのようなアキアカネの大軍。
最近ではなかなか見られない、空一面に群れ飛ぶアキアカネは客人を歓迎するようです。

 今年春に聞いた、生物の講演会では1993年を境に減少したとされていました。
その年から、悪名高いネオニコチノイド系農薬の使用が開始されたのでした。

 面白いことに群れ飛ぶアキアカネも休憩が必要らしい。
広い畑の中の突起物を見つけては停まって休憩です。これはイボ竹の上ですね。

 でも、ずっとここで飛び続けるかというとそうでもない。
午後に一人でここの畑に登ってきたら、アキアカネの姿はほとんどありませんでした。
 我が地域のJAは今春、4組織が合併して大きくなって発足しました。
農薬についての考えが変わったかと聞きたくて、新生JAにメールで質問。
 新規発足で皆さん緊張感があるのかな。職員3名と、経営管理委員の4名で来宅。
私の話に耳を傾けてくれ、今年度使った農薬の一覧表も持参してくれたのでした。
 その中でも、アキアカネの姿が増えたことに触れ、農薬の種類を替えたかの質問には答えられなかった。
農薬散布の指導をする、JAの職員は、無関心なのか勉強不足なのか、それともとぼけていたのでしょうか。
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今年初の滝雲見物に(その2終わり)

2024-09-27 08:04:50 | 自然

 わずかな霧の滝雲ですが、朝日に照らされ始めた。
ズームを効かせて、アップするとこんな風に見えます。また来ることにしましょうか。

 まだ、ススキも若い。これから気温は下がり続けます。
紅葉が始まり、越後三山に初雪が来る頃にまた着ましょうかね。

 昨年であった滝雲をアップしましょう。

 こうなると、最高です。まさに霧が尾根を越えて滝のように流れ落ちる

 奥に見える、右手に続く尾根は荒沢岳の尾根です。
家族4人で登り、登山口近くにあった露天風呂に入った懐かしい思い出もあります。
              (終わり)
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今年初の「滝雲」見物に

2024-09-26 04:18:09 | 自然
 昨年最後の滝雲見物は、冬季間の交通止めを知らずに出かけて失敗。
その際に同行した、スベルベママの友人の女性と二人でリベンジとばかりに出かけました。
 しかし、またも失敗気味。夜明け前に枝折峠に到着したけれど滝雲の発生は小さい。
昼夜の寒暖差の大きい日に発生するという事で、天気予報を見て自信を持って出かけたのでしたが。

 夜が完全に開けた日の出前です。待てども霧のボリュームアップはない。

 尾根の向こうが、奥只見ダムあたりですね。

 6時少し前になり、向こうの山の上から太陽が顔をのぞかせる。
朝日の光の陰影で、多少のボリューム感は出るけれど、やはり霧の量は増えません。

 今回の絶景スポットには、人影も少なかった。
そして、会話を交わした4人グループは、なんと広島から来たという。
 前夜は枝折峠の登り口でもある大湯温泉に宿泊されたという。
今朝もチャレンジするそうですから、今朝の大発生を祈るのみです。
           (続く)
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