先日のニュースでは、スズメの急激な減少が報じられていた。
ともすれば、絶滅危惧種にさえなりかねない状況だとも。心配ですね。
しばらく、稲穂をついばんでいたかと思うと、隣家の柿の木に。
雪国も屋根雪の自然落下方式を採用し、瓦屋根が減り、スズメも住みにくくなった。
中国で、毛沢東の指導・命令の基にスズメを一斉駆除したことがあった。
その結果、害虫などの被害が増えて、凶作になったしまったのだったとか。
スズメの食害に、目くじらを立ててはいけないという事。スズメは害鳥ではなく、益鳥なのです。
でも、雪国で暮らすスズメは本当に哀れです。
地表のすべてが白一色の雪に覆われたら、餌など探しようもないからです。
これは、随分昔に撮ったスズメたちです。
今は無くなってしまったけれども、家の裏にはマタタビの棚があった。
そこが、スズメたちの憩いの場で、落ち穂を拾って食べてはここで束の間の休息でした。
(終わり)