畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

雪景色を独占する

2025-02-01 04:54:17 | 自然
 10年に一度クラスの大雪の予報も今のところは外れ状態。
雪が少ないのは有難いけれども、普通に降った方が山菜採りには良いのですが。
手前にはスベルベのスキーの跡。向こうの家々は我が家を含む駅前通りです。

 魚野川の堤防上に出ました。誰かさんのスノーシューで歩いた跡があるだけ。
山の上の木沢集落は雲の中。いつも風景写真を撮りに行く牛ヶ首展望台は、その左側です。

 ずっと続いていた、キツネの足跡は魚野川の岸辺まで続く。
きっと、岸辺で眠るカモなどの水鳥が目標なのでしょうね。魚もひょっとしたら捕まえられるし。

 堤防から下りる農道の斜面を使って滑り降りる。
魚野川の支流の大沢川に沿って下ります。もう少し下流に入ったら橋がありますから。

 大沢川の支流にも、動物の足跡は無数に見えます。
山は不思議な地形で、手前の尾根は我が家の山の畑からの続き。
 尾根は向こう側の山との間に深い谷を形成していて、中間には滝がいくつもあります。
谷の両側は斜度がきつくて、壁のよう。ゼンマイがたくさん出るが近づく人は少ない。
           (続く)
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スキーを履いて魚野川へ

2025-01-31 04:18:05 | 自然
 何回もノルディックスキーで広域農道の上を山方面に歩いた。
この日は、川方面、魚野川を目指します。30mほど歩き国道を横断してスキーを履きます。

 農道の橋の上から下流方を眺めます。スベルベに気づいたカモが飛び立つ。12月の狩猟解禁で姿を見せなくなっていたのでしたが。猟師がいなくなったら戻っていました。

 こんな風に、自分の影が雪面に写る珍しく晴れた日です。
雪は柔らかくて、少しスキー板が沈むくらい。歩くには最適の条件です。

 かなり前に買い求めたノルディックスキー板。
スベルベ夫婦は一時期、冬の散歩と言えばスキーを履いて出かけていました。

 雪面に真っすぐついた動物の足跡。特徴的な直線はキツネでしょう。
餌を求めて、山から下り、線路を越え国道を越えての命がけの行動ですね。
         (続く)
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ステップターンすりゃ~♪

2025-01-22 05:29:58 | 自然
 またもノルディックスキーを履いて散歩に出ました。
新雪が降った直後で、空は青空ですが杉の木の枝には雪が残っています。

 気温の上昇により、杉の木は上から着雪が落ちて雪崩状態。
次々と落ちるのだが、なかなかカメラで捉え切れない。ようやく捕まえた一枚です。

 ここは、私が踏切を渡ってくる道と、広域農道の合流点。
山際から地下水が滲み出る場所で、雪は常に解けてアスファルト舗装が出ています。

 このコースに散歩に来るのは、動物の足跡を見るためでもある。
今冬初めて見る足跡。右は道路側溝ですが、このややジクザクな足跡ははて?

 先日、イノシシの引き上げを手伝った際に見た足跡とも違う。
歩いてから時間が経過していて、明確な足跡は見えないが、何の足跡でしょうか。
            (続く)
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イノシシが五頭獲れた(その3終わり)

2025-01-17 05:46:20 | 自然
 軽トラに積む準備のために、獲物5頭を並べました。
手前の巨大な雄は150kg超。最も奥の小さなものでも30㎏は有るのかな。

 この地域での伝説にもなるでしょう。こんな雪国で5頭も獲れたなんて。
スベルベが射止めた訳でも無いけれど、作業の一端を担ったという事で記念撮影です。

 こんなに大きなイノシシを4人いるるとはいえ、手で持ち上げられるものではない。
考えて、除雪車の作業終点まで軽トラをバックさせて、獲物は雪の上を滑らせて荷台に。

 なお、射止めた腕利きの猟師さんは地元出身でも今は長岡暮らし。
小一時間もかかる道のりを、彼はどんな気持ちで運転して帰ったのでしょうか。

 現場で活躍したスベルベのスノーシューです。
下部には大きな爪が着いていて、スリップせずに力いっぱいイノシシを引けたのでした。
 昨日は所用で関東に向かい、川端康成の小説の反対でトンネルを抜けて青空にビックリ。
そんな、中で私に手伝いを依頼してきた友人から着信。「イノシシの肉が届いた」なんて。
帰宅途中の夕方に、彼の家に預けられていた沢山の猪肉をいただいて帰り、さっそく味見でした。
            (イノシシの話し終わり)
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イノシシが五頭一気に獲れる(その2)

2025-01-16 05:23:00 | 自然
  仕留めてから2時間は経っていないでしょう。
無念の表情にも見えなくはない。雌雄で群れは作らないというのだが・・・。

 しかし、どう見てもこの150キロを超える巨体の雄がボスらしい。
雪国で生きる知恵で、群れを作らなければ生きにくいという事なのだろうか。

 驚いたのは、この行動の形跡です。
上の杉林から、一気に沢に向かって降りてきています。この上には集落もあります。

 あの、巨体の雄が先頭で深い雪を掻きわけて沢を目指したらしい。
移動した跡は、深い溝を掘ったかのようにも見える。深さは50cmは有るでしょうか。

 最後は、沢の川の中へと続く移動した跡です。
いくらあの巨体でも、深い雪の中でエサを探すのは簡単ではない。
 イノシシは雑食性と言われ、小動物から植物性の食べ物まで何でも食べるという。
射止めてすくぐに解体を始めた猟師さんは、内臓には川のコケ類があったと言いました。
            (続く)
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