千葉県松戸市の松戸駅の東側には相模台という高台がある。
そこにはかつて、陸軍工兵学校というエリート兵を養成する学校があった。
その場所は今では文教地区になっている。
大学、小学校、中学校、そして千葉地方検察庁、千葉地方裁判所、松戸拘置所などの公的な機関が建っている。
今回紹介する境界標柱(だと思う)は「陸軍」の文字を読み取ることはできなかった。材質や大きさが陸軍境界標柱と同じようだ。
これは境界標柱を背にして見える景色
向こうのほうに高台が見えるだろう。
これは、松戸市立第一中学校で松戸工兵学校の建物が建っていた場所である。
そして手前にあるのが低地の部分だ。
そこらの道を徘徊しているうちに見つけたのが次の階段だ。
この階段を上ると、境界標柱のそばに出るのだ
この土地の近くには鉄道第二連隊の軌道敷跡があったり、公的な建物跡があったりするので、陸軍関係者の住まいがあった可能性もある。
それであれば、この境界標柱の存在意味もあると思う。
場所の掲載は、この境界標柱が民家の塀についているものなので遠慮する。